
桐生順平は埼玉支部に所属をするボートレーサーです。
巧みな道中のハンドル捌きで常に安定した成績を残しながら、賞金王にも複数回輝いた関東のエースのこれまでを見ていきましょう。
桐生順平
これまで
選手情報

| 支部 | 期 |
|---|---|
| 埼玉 | 100 |
幼少期
桐生順平は福島県石川郡古殿町で誕生。学法石川高校に進学後は自転車競技部に所属し全国の舞台でも活躍。
同じ福島県にある白河高校の1学年上には後に競輪界のトップ戦線を担いオリンピックにも出場をした新田祐大がおり今でも交流が続いています。

同高は2025年12月21日に桐生順平がSGグランプリを優勝した前日の12月20日に第76回全国高校駅伝大会を優勝とお祝い事が続きました。
学法石川高校を卒業後に先に競輪選手となった兄の桐生卓也と同じ道を目指すのかと思いきや、自転車競技への自身の限界を感じたことから将来に迷いが生じ始めた頃、父親と兄より小柄な体格をフルに発揮できるボートレーサーの道を勧められます。
そして4度目の受験にて合格し第100期生として入所を果たすことになるのですが、この回り道は後に桐生順平の代名詞となるある数字との出会いに繋がっていきます。
華の100期
宮地元輝、鎌倉涼、平高奈菜、川野芽衣など後のSG、G1ウィナーが揃った黄金世代の中でも桐生順平は養成所時代から抜けていた。
同期リーグでは勝率7.37、優出6回と活躍し優秀候補生による卒業記念競走(養成所チャンプ決定戦)にも出場をしましたが残念ながら3着に敗れています。

養成所卒業選手を対象としたインタビューでは今では想像もつかないハイテンションで喜びを表現するもスベリ散らかしました。
デビュー当時から違いを見せる

2007年5月17日にボートレース戸田でデビュー戦を迎えた桐生順平はいきなり3着と舟券に絡み前評判通りの活躍。その3日後の5月20日は進入が入り乱れる中で大外から豪快な捲りを決めて早々に初勝利を達成しました。
まだ持ちペラ制度だった時代とはいえデビュー期に5勝をマークし勝率4.44の成績を残しており、その翌年にはA級へと昇格とこの当時から将来を期待される選手の1人でした。
遠かった初優勝
今では感がられないかもしれませんが、デビュー翌年の12月7日に初優出を果たしながらも初優勝を達成したのはそれから3年後の2011年8月18日と意外にも時間を要しています。
この頃には既にA1級にも昇格をしており実に22度目の挑戦にて地元ボートレース戸田での嬉しい1日となりました。

G1初勝利、SG初勝利といった節目はこの頃には既に達成をしながら優勝だけがとにかく遠かった。
ヤングダービーで世代の王者へ
2014年、この年より新鋭王座決定戦から名称が変更されたヤングダービーの記念すべき第1回大会を優勝。
この当時、SG戦線で活躍する20代の選手達の総称であるニュージェネレーションの中心人物でもあった峰竜太が絶好枠を獲得し注目を集めた優勝戦は、前づけに来た土屋智則の影響もあり峰竜太、土屋智則、渡邊雄一郎の3名がフライング失格。
決まり手こそ恵まれではありましたが、2着の黒井達也と共に開催地である地元ボートレース戸田で埼玉支部のワンツー決着を決めました。

この前年に行われた新鋭王座決定戦では埼玉支部の8名の選手がリムジンを貸し切り会場入りをするパフォーマンスを披露。
SG優勝も・・・
2015年3月ボートレース尼崎で開催されたボートレースクラシックにてSGを初制覇。
しかしそれから約20日後に行われたG1レースの優勝戦でフライングにより失格。その影響によりこの年の後半は一般戦回りを強いられる1年ともなりました。
賞金王

2017年、1月には地元開催だった関東地区選手権でG1を優勝し勢いをつけるとボートレース児島で開催されたボートレースクラシックを再び優勝。
そして着実に賞金を積み重ねていき挑んだグランプリでも優勝戦1号艇を獲得すると菊地孝平の前付けにも屈することなく何とか逃げ切りを決め31歳にしてグランプリのタイトルと黄金のヘルメットを獲得します。
地元の意地を見せたダービー
グランプリ優勝以降、いくつものG1で優勝しSGでも度々優出はあっても優勝は無い日々が実に6年間続きました。
そして迎えた2024年、この年は3月にボートレースクラシック、10月にボートレースダービーと年度跨ぎによりボートレース戸田で1年間に2度のSGが実施される異例の1年となりました。
ボートレースクラシックでは低調モーターを何とか仕上げ6号艇で優勝戦に進出も道中の事故もあり追い上げが不能となり4着に敗れましたが、迎えたボートレースダービーでは3号艇で優勝戦に進出をすると大本命であった峰竜太を相手に3コースから強烈なツケマイ捲りを決め優勝。
ボートレース戸田に集まった多くのファンの前で地元の意地を見せる一撃と6年振りとなるSGタイトルを獲得しました。
2度目のグランプリ制覇

2025年、この年も全国各地のSG、G1戦線で賞金を積み重ねベスト6入りでのグランプリ出場。
3日目より参戦したトライアル2では注目モーターを手にした選手達の陰にこそ隠れていましたが、コース不問の活躍で得点率トップで優勝戦に進出をすると0.06秒のスタートタイミングから他の艇を一切寄せ付けない走りで2度目のグランプリ制覇を達成。

優勝直後のインタビューは笑顔ではあったがいつも通りの淡々な受け答えから「グランプリを本当に制覇した選手とは思えない」と冷静沈着な姿がSNSで話題になりました。
桐生順平
エピソード
師弟関係
師匠

桐生順平の師匠は同じ埼玉支部の西村勝です。2003年にボートレース戸田で実施されたボートレースクラシックを制覇したこともある実力者です。
2024年に桐生順平はボートーレースダービーを制覇していますが、埼玉支部の選手が地元開催のSG制覇は奇しくも師匠である西村勝以来21年振りの出来事でした。
弟子

桐生順平の弟子は同じ埼玉支部の平川香織です。学生時代はフィギュアスケートの選手として活躍しており、あの羽生結弦と同じコーチの元で練習に励んでいたこともあります。
丁寧なアドバイス、細かいテクニックを得るべく平川香織より弟子入りを志願されるも桐生順平はこれを一度拒否し検討。それでも桐生順平に教わりたいという気持ちが強かった平川香織から再度弟子入りを志願され承諾しました。
平川香織に対しては「自分の為じゃなくお客さん(舟券購入者)のために走れ」という言葉を伝えています。

平川香織は過去に大怪我により精神状態を病んでしまい休養を強いられたことがあります。
精神状態が限界に近くレーサーを辞めるとまで桐生順平に訴えると「それでも良いんじゃない?」と意外な回答をされるも2か月間ボートレースから離れて色々考える中で「自分にはボートしかない」と復帰を果たしました。
平川香織はこの時のことを「やらなきゃいけないという気持ちから解放された」と桐生順平を信頼しているからこそ発言を受け入れられたと振り返っています。
声援ヨロシク
オープニングセレモニーなどで右手を顔の辺りに掲げて「声援ヨロシク」というパフォーマンスを行うのが恒例となっています。
これは同じ埼玉支部の平石和男がまだA1級レーサーとして全国のSGやG1レースに友に参戦していた頃、自分の持ちネタであった「応援ヨロシク」が元ネタとなっています。
高速旋回
桐生順平を語る上で欠かせないのが艇界No1とも言われる高速旋回についてです。
最短距離を全速でターンをすることでコースを問わず着順を上げるレーススタイルが持ち味でありスタートが揃いやすく外のコースになればなるほど不利とされるSGやG1の舞台でも着順をまとめ得点率を大きく落とすことなく気づけば優勝戦に乗れるからこそ毎年大崩れなく活躍出来る要因となっています。
このようなターンを出来るようになった最大の理由は地元であるボートレース戸田が狭いことが影響しており、地元で練習とレースを重ねることで広い他場で自在なターンや道中戦を行うことが出来るようになりました。

ターンに絶対的な自信を持つ茅原悠紀が自分と同等のターンが出来る選手と認めており、一緒に走るのが楽しいとコメントをしてます。
家族

妻の絵美さんは元々養成所時代の100期の同期生でしたが、訓練中の大怪我により養成所を途中退所。その後、交際期間を経て2012年に結婚をしています。
なお絵美さんの兄は「限界?気のせいだよ」の名言でお馴染みの競輪選手の佐藤慎太郎ということで奇しくもこの両者は兄が競輪選手という共通点を持っています。
登録番号
ボートレーサーがデビューした際に振り分けられる登録番号が4444番と同じ数字が並んでいることから「日本一登録番号が有名なボートレーサー」の異名を持ちます。
4度目の受験により養成所に入所をしたからこそ得られた番号について本人も非常に気に入っています。
桐生順平
まとめ

自らの適性を見極め、4度目の挑戦でボートレーサーへの道を切り拓いた努力の人です。養成所時代から非凡な才能を示し、デビュー後は遠回りをしながらも着実に実績を積み重ね、SG制覇、そして複数回のグランプリ優勝という艇界の頂点へと上り詰めました。
高速旋回を武器にコース不問で結果を残し続ける安定感は、関東のエースと称される所以です。冷静沈着なレース姿勢の裏には、師弟関係や家族、支部への強い思いがあり、その積み重ねこそが桐生順平というボートレーサーの強さを形作っています。
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