
「ボートレースって本当に公正なのか?」、「不自然な結果を見ると、八百長が行われているのではないかと疑ってしまう」
競艇を始めたばかりの人ほど、こうした不安を一度は感じたことがあるはずです。
公営ギャンブルである以上、レースの公正性は最も重要な前提条件となります。
そこで本記事では、ボートレースに八百長は実際に行われているのかという疑問について、
過去に起きた実際の事件・現在の監視体制・不正を避けるための考え方を整理し、
事実ベースで解説していきます。
競艇に八百長は「過去に実在した」
結論から述べると、ボートレースにおいて八百長は過去に実際に行われていました。
ただし重要なのは、
「現在も日常的に行われている」と断定できる証拠は存在しない
という点です。
現在の競艇は、法律・監視体制・内部統制が大幅に強化されており、
不正が発覚すれば選手生命だけでなく刑事責任を問われる環境になっています。
実際に起きた競艇の八百長事件
西川昌希元選手による八百長事件
2020年、競艇界の信頼を大きく揺るがした八百長事件が発覚しました。

この事件では、西川昌希元選手が複数のレースにおいて
意図的に着順を落とす不正行為を行い、親族名義で舟券を購入させて利益を得ていたことが判明しています。
- 不正期間:2016年〜2019年
- 関与レース:多数
- 不正利益:数億円規模
- 結果:有罪判決・実刑確定
この事件は、競艇の八百長が明確な刑事犯罪であることを、
社会に強く印象づける結果となりました。
関連書籍⇛競艇と暴力団 「八百長レーサー」の告白
競艇黎明期に多発していた八百長

競艇の八百長は、近年に限った問題ではありません。
1950年代の組織的八百長
1957年には、宮島競艇場を中心に
選手・関係者・暴力団が関与した大規模な八百長事件が摘発されています。
当時は制度や監視体制が未成熟であり、
不正が成立しやすい環境だったことも背景にありました。
こうした事件を教訓に、競艇界では長年をかけて
不正防止体制の整備が進められてきました。
「怪しいレース=八百長」ではない
競艇では、
- 人気選手の大敗
- イン逃げ失敗
- オッズと結果の不一致
といった場面が発生すると、八百長を疑う声が上がりがちです。
しかし、これらの多くは競艇特有の要素によるものです。
モーター性能・展示気配・水面状況・スタート勘など、
一つのミスで結果が大きく変わる競技であることを理解する必要があります。











