開設72周年記念 G1 海の王者決定戦 展望

開設72周年記念 G1 海の王者決定戦 展望

「開設72周年記念 G1 海の王者決定戦」がボートレース大村で、4月7日から12日までの6日間にわたり開催されます。

大村では今年2度目のビッグレースに豪華メンバーが集まりました。今年の海の王者は誰になるのか。地元VS遠征勢の白熱の戦いに要注目です。

 

概要

開催日：04/07（日）～05/12（金）
開催地：ボートレース大村
グレード：G1
優勝賞金：1,200万円

 

注目モーター

（使用期間 2023年 06/20～ 2024年 04/01）

番号	2連対率	使用者
19	49.4％
76	48.5％
40	45.7％
48	44.1％
74	42.7％

解説

大村のモーターは昨年の6月から使われています。モーター相場はほぼ出揃っています。今年の大村モーターは上位拮抗。

そのなかでも19号機と76号機の2機がさらにひとつ抜けている状態です。この2機とも伸び足が目立つパワー型のモーター。展示タイムの平均順位が19号機が1.5位、76号機が1.7位と圧巻の数字が出ています。勝率も6点台、3連対率も65パーセント前後とダブルエースモーターと言っても過言ではないでしょう。

誰もが引き当てたい両機。展示タイムをチェックして仕上がり具合の判断をするとよいです。

その他のモーターはこちら

 

予想ポイント

大村の水質は海水で、干満差があります。チルトは－0.5度から＋1.5度まで調整が可能です。全国屈指のイン強水面なのが大村の一番の特徴になります。

直近3か月の1号艇3連対率は脅威の88パーセント。外枠勢の1着はなかなか見ることができません。GⅠということもありますが、過度な穴狙いはせずにインから舟券を組み立てるのがよいでしょう。

紛れがあるならば、風が突然変わった後のレース。スタートが難しいと言われる大村では、気象状況の変化によってスタートの難易度がさらに増すときがあります。そのときは、乗り慣れている地元勢やスタートを得意にしている選手から流す舟券も妙味アップ。

また、節間中は日を追うごとに干潮時刻が遅くなっていきます。準優勝戦や優勝戦で干潮のなぎ水面ならば、センターから外枠のまくり一撃の波乱があるかもしれません。

 

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注目レース

最終日 優勝戦（12R）出場選手

枠番	選手名	支部
1
2
3
4
5
6

注目選手

毒島誠

 

支部	期	2024 優勝回数
群馬	92	2

SGクラシックの優勝で完全復活の毒島選手。ナイターキングの異名を持つように、ナイター実績は現役ナンバーワンです。地元桐生で培ったナイターの調整とレーススタイルは他の追随を許しません。

大村ではナイターSG4優出1Vと、今節も中心選手になることは間違いなし。もちろん優勝を狙っていく大会になるでしょう。

石野貴之

支部	期	2024 優勝回数
大阪	90	1

大村では2016年にチャレンジカップでSGを優勝している石野選手。毎年4月頃から調子を上げてくるタイプの選手です。

今年も2月の一般戦での優勝のみですが、1月の大村BBCトーナメントでは優出しているように、調子落ちはありません。調子に乗せたら手が付けられなくなるくらいの強いレースをみせてくれる石野選手。

初日と2日目が上々の内容なら、優勝に一番近い選手になる可能性大です。

 

注 原田幸哉

支部	期	2024 優勝回数
長崎	76	0

地元の絶対的エースレーサーである原田選手。7月にボートレース大村での開催を控えるオーシャンカップへの出場権利を持っていないだけに今節のG1は勝負駆けとなる重要な6日間となります。

「今年は死ぬ気で走る」と宣言をし始まった2024年ですが昨年から続く不調から抜け出し切れず2月のボートレース大村の一般戦では初日ドリーム戦で転覆後に帰郷、SGボートレースクラシックの裏開催だったG2 モーターボート大賞では準優勝戦の1号艇で転覆と散々な結果に。

2022年の地元開催だったグランプリを目指していた頃のような気迫のある走りを期待する地元のファンに応えたいところでしょう。

 

全ての選手はこちら

 

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まとめ

地元大村からは原田選手のほかにも、直近の唐津ダイヤモンドカップで節間通して沸かした赤坂俊輔選手、地元GⅠで良績が目立つ桑原悠選手、正月戦堂々のVでGⅠ獲りに弾みがついた石橋道友選手、GⅠでも戦える実力になってきた村上遼選手が強力遠征勢をしっかりと迎え撃ちます。

今年の海の王者は誰になるのか。白熱した戦いに期待しましょう。

 

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