GⅡ宮島モータボート大賞 展望

GⅡ宮島モータボート大賞 展望

「GⅡ宮島モーターボート大賞」がボートレース宮島で、3月9日から14日までの6日間にわたり開催されます。

イーストVSウエスト宮島頂上決戦ということで、東西のベテランから若手までのレーサーが多数参戦。

技とスピード溢れる大迫力のレースが期待できますよ。

 

概要

日程: 02/09（土） ～ 02/15（木）

グレード: G2

会場: ボートレース宮島（宮島競艇場）

 

注目モーター

（使用期間 2023年 10/17～ 2024年 03/03）

番号	2連対率	使用者
75	49.5％	原　　　豊土
29	48.5％	小林　　文彦
62	45.2％	金児　　隆太
39	44.0％	新田　　泰章
76	43.4％	興津　　　藍

解説

宮島のモーターは昨年の10月から使われています。今年の宮島は突出したモーターがありません。

2回以上優勝したモーターがなく上位拮抗。そのなかでも2連対率トップなのは75号機です。優出5回と全モーターのなかでも一番多くなっています。

GⅠ中国選手権では地元の大上選手が乗って万全の仕上りで優勝戦2着と大健闘するなど、直近でも調子の下降は感じられません。誰もが引き当てたい1機です。

機力の差が他場に比べると少ないのが今年の宮島。レース前のオリジナル展示情報を確認して、仕上り具合を確認していくのがオススメです。

 

その他のモーターはこちら

 

予想ポイント

宮島の水質は海水で、流れや水位の変化はあります。チルトは－0.5度から＋3.0度まで調整が可能です。

潮位の差がとても大きく、干潮時は静かな水面で、センターや4カドからスピード勝負に持ち込むレースが決まりやすく、それに比べて満潮時はうねりが出やすくなり、難しい水面に変化します。そのときはイン逃げや2コースの差しに魅力が出てきます。

また、満潮時は1マークに向かって追潮になりインが圧倒的に有利です。干潮時は1マークに向かって向潮になりダッシュ勢が有利になります。今回はGⅡで、記念レーサーだけでなく、一般戦メインのベテラン、新進気鋭の若手など幅広い層のレーサーが参戦するので、決まり手も多彩になることが考えられます。

この時期は1号艇の1着率が年間を通して一番低くなるときで、2コースから4コースの選手の攻めが決まりやすくなります。そこを狙うことが高配当的中の肝になるでしょう。

 

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注目レース

最終日 優勝戦（12R）出場選手

枠番	選手名	支部
1
2
3
4
5
6

注目選手

船岡洋一郎

 

支部	期	2024 優勝回数
広島	98	1

地元のエースとして宮島モーターボート大賞を引っ張っていくのが船岡選手になります。

2年前の宮島チャンピオンカップでGⅠ初V。そこから全国のGⅠ戦線でも活躍している広島支部の中心選手です。4コースまではどこからでも1着を狙っていくことが出来、乗り慣れている地元開催なら、さらに信頼度は増すことでしょう。

今年は中国地区選手権も優出していて好調キープ。優勝を狙っていける楽しみな選手です。

西山貴浩

支部	期	2024 優勝回数
福岡	97	0

GⅠ、SGでも活躍中の西山選手が出場。マイクパフォーマンスでファンを楽しませるだけでなく、レースでは切れ味鋭い差しハンドルで舟券に絡んでファンを喜ばせてくれます。

宮島は4優出3Ｖで、優出すれば高確率で優勝に期待がもてる得意な水面。2018年には常滑モーターボート大賞で優勝、GⅡ独特のムードも熟知しています。GⅡ2勝目を目指して気合いのレースをみせます。

しかし昨年に続いてSGボートレースクラシックの裏開催のG2に斡旋されている現状・・・来年はボートレースクラシックの舞台でのマイクパフォーマンスで目立ってこその選手です。

 

注 原田幸哉

支部	期	2024 優勝回数
長崎	76	0

2年前の宮島で開催されたSGボートレースオールスターの優勝は衝撃でした。SGV5で今大会では実績最上位。ベテランになってもレーススタイルは変わらず、スピードとキレ味鋭いターンは今だ健在です。

今年はまだ優勝はありませんが、同時期に開催されるSGボートレースクラシックにトップ選手は出場するので、レースの主導権は取りやすくなるはず。

宮島V4を目指して初日の宮島ドリーム1号艇で登場します。

 

全ての選手はこちら

 

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まとめ

今回は遠征勢だけでなく、地元宮島支部選手の活躍にも期待がもてます。

若手の有望格、高橋竜矢選手を筆頭に、水面相性抜群の正木聖賢選手、復活をめざす村松修二選手など、地元勢優勝のために全力で遠征勢を迎え撃ちます。

誰が優勝するのか。今からとても楽しみですね。

 

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