SG 第38回グランプリ展望

ボートレースの年末の祭典が今年はクリスマスシーズンに復活！

12月19日（火）～12月24日（日）の6日間にてボートレース住之江で「SG 第38回グランプリ」が開催されます。

ここ数年は12月の3週目に開催が続いていましたが今年より再び4週目開催に戻りこの大会終了から中1日で今度はPG1クイーンズクライマックスが始まるボートレース年末ビックレースラッシュ。

賞金1億円を巡る今年を彩った18名のレーサーの白熱のナイターバトルの注目ポイントを見ていきましょう。

SG グランプリシリーズ展望

SG 第38回グランプリシリーズ展望

概要

日程: 12/19（火）～ 12/24（日）

グレード: SG

会場: ボートレース住之江（住之江競艇場）

注目モーター

（使用期間 2023年 03/19～ 2023年 12/11）

番号	2連対率	使用者
16	52.2%	磯部　　　誠
53	46.2%	池田　　浩二
66	43.1%	茅原　　悠紀
88	43.1%	石野　　貴之
79	41.5%	峰　　　竜太
58	40.9%	馬場　　貴也

解説

まずグランプリはモーターについては他のSGと異なる点があります。

2連対率の上位18機が使用される大会で賞金ランキング7位～18位で選出された選手が2連対率7位～18位のモーターの中から使用するモーターを抽選。

そして賞金ランキング上位6名（峰、馬場、茅原、石野、磯部、池田）は2連対率6位以内のモーターから使用するモーターを抽選します。

※2連対率19位以下のモーターは同節間に開催されるSGグランプリシリーズにて使用

2連対率50％を唯一超えてる16号機は現在のモーターの使用がスタートした当初から高く評価をされている文句なしのエースモーター。3月末から現在までモーター、プロペラ共に気配落ちがまったく見えていないことから「ゲットするのであればこのモーター！」と上位6名は意気込んで抽選をしてくるのではないでしょうか？

53号機はグランプリにも出場する峰竜太が9月のG1で優勝を飾っており再びその峰の手に渡るようだと不気味な存在。

それ以外の4機についても数字通りの走りができる物ばかりなのであとはいかに乗りやすくプロペラ、エンジンを調整していくかの戦いとなりそうです。

その他のモーターはこちら

予想ポイント

ボートレース住之江は淡水で潮の流れや潮位の変化はありません。チルトは-0.5から+1.5まで調整可能です。コンクリート護岸に囲まれた水面で工業用水を使っていて水が硬いのが特徴になります。

1コースの1着率は全国平均よりも高く舟券の組み立てはインから舟券を組み立てるのがベスト。

ただし2マークに引い波が残りボートが暴れて乗り難いなどインが強い割には所々に癖がある水面のためか住之江の水面を乗り慣れている地元勢が有利と言われており石野貴之、松井繁、田中信一郎など住之江開催のグランプリの歴代王者には地元大阪支部のレーサーが名前を連ねる。

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トライアルレース

初日トライアル1st（11R・12R）出場選手

枠番	選手名	支部
1	濱野谷　憲吾	東　京
2	羽野　　直也	福　岡
3	土屋　　智則	群　馬
4	毒島　　　誠	群　馬
5	中島　　孝平	福　井
6	今垣　光太郎	福　井

枠番	選手名	支部
1	桐生　　順平	埼　玉
2	片岡　　雅裕	香　川
3	山口　　　剛	広　島
4	深谷　　知博	静　岡
5	平本　　真之	愛　知
6	菊地　　孝平	静　岡

3日目トライアル2nd（11R・12R）出場選手

枠番	選手名	支部
1	馬場　　貴也	滋　賀
2	茅原　　悠紀	岡　山
3	池田　　浩二	愛　知
4	1st 1位選手
5	1st 4位選手
6	1st 5位選手

枠番	選手名	支部
1	峰　　　竜太	佐　賀
2	石野　　貴之	大　阪
3	磯部　　　誠	愛　知
4	1st 2位選手
5	1st 3位選手
6	1st 6位選手

注目選手

石野貴之

支部	期	2023 優勝回数
大阪	90	3

地元の代表として、大阪支部唯一の出場となります。今年はオールスターの優勝をはじめ、SG、GⅠで好成績を上げての登場です。

過去に住之江は19Vで、地の利は圧倒的。グランプリは9回出場して、2019年には優勝しているので、良い意味での緊張感と地元ファンの大声援の後押しで超短期決戦を優位に進めるのは間違いなく、2度目のグランプリ制覇も視野に入っています

馬場貴也

支部	期	2023 優勝回数
滋賀	93	6

昨年のMVP、今年は賞金ランキング2位で出場します。8月にメモリアルで優勝してSGは通算4勝で、今が完成期といっても過言ではないでしょう。

馬場選手の持ち味であるウィリーモンキーは、角度がないところからでも鋭く差し込んでいく最大の武器。

昨年は賞金ランキング1位の出場ながら、惜しくもグランプリの栄冠を逃してしまいました。今年はその忘れ物を取りにきたイメージ。キレある差しハンドルに注目です。

注峰竜太

支部	期	2023 優勝回数
佐賀	95	9

今年は19優出9Vと、B級から復帰してわずか1年で完全に軌道に乗ってきました。SG復帰戦のダービーでいきなり優勝、次のチャレンジカップでも準優勝と、格の違いの見せつけるレースを続けています。早いスタート、キレ味鋭い差し、相手に対して引かない勝負根性など、現在のボートレースを引っ張るトップレーサーなのは言うまでもありません。SG6勝の強さを武器に3度目のグランプリ制覇を目指します。

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