磯村匠 SNSへの不適切な投稿で出場停止処分

7月に行われた第353回褒賞懲戒審議会にて東京支部の磯村匠が「SNSへの不適切な投稿」を理由に3ヶ月間の出場停止処分中であることが発覚した。

問題視されている最有力は今年1月には徳増秀樹とのレース後のやり取りをX上にアップし炎上騒動となった投稿。

準優勝戦直前の一般戦で3コースの磯村が4コースから飛び出してきた徳増に叩かれる形となり転覆失格。このレース後に徳増は壁に物を投げ暴言を吐くなど結果に納得がいかない態度を示したことで優勝戦に進出することができなかったことを節間終了後にX上に磯村が投稿。

磯村へ対しての同情の声や徳増の言動への批判の声もあったが大半を占めたのは「磯村の不必要なXへの投稿や4コースから飛び出してきた徳増の攻めを中途半端に受け止めようとしたのだから自業自得」という声であり結果的には磯村自身が批判の的となる事態へとつながった。

磯村のXは2023年6月前後に削除されており2023年5月4日を最後にレースへの出場も無かった。

ボートレース界ではSNSでの自殺を示唆する発言などが問題視され現役引退となった元長崎支部の中村亮太、ボートレース予想家との親密な繋がりが問題され長期出場停止処分となった佐賀支部の峰竜太といった選手たちが不適切な発言、投稿を行い問題視された例が記憶に新しいがトラブルの火種を起こさないSNSとの向き合い方への対策を業界全体として考える必要があるのではないか？と個人的には考察している。

なお磯村は2023年11月3日よりボートレース常滑で始まる「第34回中日スポーツ銀杯争奪戦」で復帰を予定。

同じ節間には徳増秀樹も出場を予定している。