競艇ニュース
〔NEXT 畑田汰一〕飛田江己 デビュー1年7ヶ月で初優勝を飾る
畑田 汰一、松本 純平、佐藤 航、砂長 知輝など近年次々に若手の有望株を輩出している埼玉支部。
その埼玉支部においてデビュー当初から注目をされていた飛田 江己が2022年12月30日にボートレース江戸川にて行われた「第45回京葉賞 トータリゼータエンジニアリング杯」にて初優出、初優勝を飾った。
2021年5月のデビューからわずか1年7ヶ月でのハイスピードの優勝は2020年に同じボートレース江戸川にて初優勝を飾った畑田 汰一のデビュー2年での初優勝を超える偉業だった。
養成所チャンプの看板を背負いプロの壁を叩いた今後注目間違いなしの飛田を今回は紹介していく。
128期養成所チャンプ
清水愛海、川井萌、藤森 陸斗らを輩出した127期が卒業をした半年後に128期としてデビューをした飛田。
養成所で行われる同期リーグにて2度の優勝を記録し養成所チャンプ決定戦にて優勝を飾った（埼玉支部所属の選手としては4人目）
ただし養成所チャンプに輝いた一方で養成所入学には6度にわたる不合格を繰り返した苦労人という一面を持ち、超豪華メンバーが揃った1期上の127期とは対照的に全体的に物足りないと飛田を含め厳しい評価が下されていた。
デビュー前からボートに縁
父親に幼少期からボートレース戸田に一緒に通っていたことがレーサーになるきっかけとなった。
東京都立日本橋高等学校時代には漕艇部に所属し土日はボートレース戸田の隣にあるボートコースよりレーサーとして活躍する選手たちを見ながらその姿へ憧れを抱いていた。
節間7勝の大暴れ
2021年の10月に初勝利を記録した後も着実に成績を伸ばした飛田。
そして迎えた今節は初日から2日目にかけて4連勝をマークすると5日目の11R（準優勝戦）にて2号艇から勝利を奪うと12R（準優勝戦）にて大本命の秋山 直之がまさかのフライング失格。この結果、初優出にて1号艇という絶好のチャンスが到来。
優勝戦でも江戸川巧者たちを相手に何とか逃げ切りを決め初優勝を飾った。
節間7勝を難水面とされる江戸川で一気にマークしての優勝したことは今後に向けても勝ちのある優勝であった。ぼーとｒ
年明けは埼玉支部豪華メンバーと激突
2022年末に優勝を飾った飛田は年が明けた2023年1月3日より始まるボートレース戸田恒例の正月開催「埼玉選手権・スポーツニッポン杯争奪戦」への斡旋が予定されている。
デビュー前から憧れの存在と語る桐生 順平を筆頭に人気選手の佐藤 翼、中田 竜太、須藤 博倫、そして若手の筆頭株であり昨年優勝の畑田 汰一らが名前を揃える6日間の戦い。
地元の強力メンバーを相手にどのような走りを見せるのか？年明けからの走りも大注目となりそうだ。
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| 日時 | 2024年 04月16日 |
| レース数 | 三国11R |
| 結果 | 1-5-4 |
| 倍率 | 34.4倍 |
まとめ
男女ともに次々と面白い選手が誕生している埼玉支部。
ボートレース戸田の開催中には斡旋がない若手選手たちがレースの合間に頻繁に特訓をするなど若手選手たちの豊富な練習量が結果として結びついているのだろう。
2023年以降も誕生する埼玉支部のニューヒーローの誕生を是非とも楽しみにしたい。
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