【31度目の正直】 三川昂暁 初優勝達成

【31度目の正直】 三川昂暁 初優勝達成

 

2023年7月12日(水)にボートレース芦屋にて行われた「KBCラジオ杯 モーヴィ芦屋オープン2周年記念」の優勝戦にて福岡支部の104期生である三川 昂暁が2009年のデビュー以来初めての優勝を飾った。

2013年11月の初優出から約10年。苦節31度目の優勝戦の舞台は14年前にデビューを飾ったボートレース芦屋の水面での思い入れのある形での勝利であった。

 

絶好枠も厳しい戦い

 

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31度目にして初の1号艇で迎えた優勝戦は2号艇に仲谷 颯仁、3号艇に森高 一真と記念戦線で戦う選手が並ぶ中でのレースであったが0.07のスタートで踏み込み先マイを決め内を差し伸ばしてくる仲谷の攻めをなんとか凌ぎ切った。

優勝パレードで救助艇より集まったファンの歓声に応えるとその後は福岡支部のメンバーにおいてピットでの水神祭が実施され喜びを爆発させた。

これまでの優勝戦

2013年11月6日にボートレース常滑で行われたG3新鋭リーグ第5戦 若獅子杯にて初優出も結果は4着(なおこの時の1着 山田 康二、2着 深谷 知博、3着 黒井 達也は後の記念戦線の常連達であった)

2016年には6度、2017年には7度の優出も2着、3着などあと一歩の惜しい決着が続き2023年7月に長い戦いにようやく終止符が打たれた。

104期の主な選手

松田 大志郎

2016年第3回ヤングダービー王者。

ビックタイトルこそ少ないが一般戦での巧みなテクニックを武器に多くの優勝を経験。

竹井 奈美

女子レーサートップ戦線で活躍する一人。

2021年7月より1年半近い産休に入り2023年3月より復帰すると翌月には優勝戦にも進出。

中田 竜太

2017年第4回ヤングダービー王者。翌2018年にはG1戸田プリムローズにて地元周年を優勝。

2023年にはボートレース平和島にてG1トーキョベイカップを制覇し5年ぶりのG1優勝にも輝いた。

浜田 亜理沙

広島支部時代には艇界のタカラジェンヌとも称される海野 ゆかりに弟子入りをしデビューからわずか3年で初優勝を達成。

その後は中田 竜太との結婚を機に埼玉支部への移籍、産休による長期休養を挟み2022年に9年ぶりの優勝を果たす。

この優勝を機にそれまでの勝負弱さが嘘の様に活躍の場を広げ女子トップ戦線への定着を果たした。

 

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