4期通算3.80・4.80への個人的な思い

競艇コラム

4期通算3.80・4.80への個人的な思い

2022年11月よりボートレース界では131期生の25人が全国各地で相次いでデビューを迎える。

今期は元プロ野球選手の野田 昇吾、養成所のチャンピオンであり江戸川鉄兵の異名を取る石渡 鉄兵の息子である石渡 翔一郎など注目の選手も多い。

ちなみに131期生は52人の候補生が当初は養成所へ入学。その中には野田や石渡のようにスポーツ推薦者や親戚がボートレーサーといった経歴や縁を持つ者もいたがその大半がデビューをすることなく養成所を去ることとなったらしい。

この新人たちに続いて半年後の5月にはまたも多くの選手が132期生としてデビューを予定している中で、ボートレース界の1つの決まりである「1600人ルール」が最近注目されつつある

4期通算「3.80」だけではなく4期通算「4.80」が今後は選手たちの危機感を大きく煽る日々が続くこと、そして4期通算についての個人的な意見を今回はまとめてみた。

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日時 2022年 12月02日
レース数 戸田7R(1-6-2)
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日時 2022年 12月03日
レース数 戸田10R(1-6-3)
倍率 26.3倍🎯(2,000円分)

 

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選手登録の現状

まず今期の状況の振り返り、そして来期以降の見通しをまとめていく。

今期は大量引退ラッシュ

まず4期通算の条件を確認していく。

直近4期(5月~10月の「前期」、11月~4月の「後期」なので合計2年分の成績)の通算勝率が3.80を下回る

ただし以下の2つの条件は対象外となる。

  • デビュー3年以内の新人選手
  • 産休、出産があった期、及びその前後の合計2期以内

 

また1期内に50走を消化しない選手が続出しないようにするため

  • 1期の出走数が50走を下回った場合、次の期の出走回数と合計し1期として扱う

この上記の条件を満たした上で前期中に4期の通算勝率3.80を下回った選手が引退勧告を受けることとなる。

対象者は以下の6人

二宮 博貴(東京)

太田誠(山口)

太田克哉(群馬)

福田 慶尚(広島)

久保田 美紀(群馬)

中村 格(岡山)

二宮は新開 航、宮之原 輝紀、板橋 侑我、栗城 匠らがいる華の118期生組であり栗城や宮之原と同様の東京支部の一員。スタートが速いという武器こそあったがデビューからわずか6年での引退勧告。

その二宮の半年後輩にあたる福田は井上 忠政、土屋 南らがいる119期生で広島支部に所属。勝率4点台を一度も超えることなく3点台中盤の成績が相次いだことからデビューから5年(デビューから3年間は4期通算の審査基準を除外)という最速スピードでの4期通算での引退勧告となった。

しかしこの6選手が水面を去ることとなってもボートレーサーの登録限界人数である「1600人」をオーバーしており適用される次の規則こそが「33年、4期通算4.80」という次の壁となる。

その条件は以下の通り

  • 選手登録33年以上で4期通算勝率が4.80未満
  • 4期通算勝率が1601位以下

 

実は前期の途中くらい辺りからボートレースファンの一部ではこれまで選手の登録数の関係上で利用されてなかったこの制度が復活するのでは?という話が挙がっていた。

ただしこのルールによって引退をする選手というのは現状は推測でしかないというのをまず覚えていて欲しい。

というのも引退勧告が出される12月31日までに4期、33年いずれの条件外の選手が何らかの事情で引退をすればその空いた枠の分だけ点数を満たしていない35年以上の選手が救われるためである

2022年 山崎 智也、2021年 野添 貴裕、2020年 今村 豊のように毎年のようにボートレーサーというのは突然引退するケースが多く、最近でも二橋 学、尾崎 鉄也の2選手が人知れず現役を引退している(※両者はいずれも勝率4.80は満たしておらず元々引退勧告対象

またごく稀にだがデビューを無事に迎えた新人レーサーがその厳しい現実に耐えれずデビュー数ヶ月で突然の引退をしたりもするので今後いずれの状況に至っても審査期間終了段階で引退する選手が決まるというわけではないのは覚えておくと良いだろう。

※この記事公開後の11月6日に中田 達也さんがレース中の事故で死去。これにより選手の枠が1つ空いた。

マスコミ・選手側も言及

本当にこの制度が利用されるのか?というファン側の意見が飛び交っていた中で2022年11月2日に日刊スポーツが以下のような記事を公開した。

厳しい?ボートレース登録33年選手に「勝率4・80の壁」 選手会からの退会勧告

記事の内容は以前から言われてきたベテラン選手の勝率4.80が厳しいのでは?という意見をまとめたものであったがこの報道が出た以上は大方の噂通りに今後しばらく毎期20人超の選手が順々に解雇されていくとみて間違いないだろう。

更に大阪支部所属の60期生である高橋 淳美は自身のブログにて11月4日に以下のような文章を綴っている。

 

今回は期またぎのレースでした。

5月~10月、11月~4月の半年で1期 という計算で勝率、事故率、を計算していきます。その勝率でA1、A2、B1、B2が決定します。

勝率の勝負掛け、とか事故点を消化するための出走回数とかいろんな勝負掛けになるのが期末です。4期トータルの勝率が3.8未満は退社勧告の対象となります。

そして、これはあまり知られていませんが選手数が1600人に限定されている私達は33年以上は4期トータルで4.8という点数を取らなければ1600人以上になったときに退社勧告の対象となります。身の引き締まる思いです

このことからもわかる通りベテラン選手間でも勝率3.80の時代は終わり更に1点高い4.80を目指さないと次々に解雇されていくという危機感が共有されていることが見て受け取れる。

4.80という数字はA2のボーダーとされる5.50を下回るくらいの数字ではあるが一度でも4.80を下回る期があるとその分が借金としてどんどん積み重なっていくためどこかでA2(極論を言えばA1)に昇格するくらいの成績を残さないとこの対象との戦いは常に続き成績を落とせば落とした分だけ引退への確率は高まっていく。

ベテラン選手の半数が今や勝率4点台中盤に位置しているにも関わらず自分たちよりも技術も考え方も先を行く若手のホープくらいの成績を要求されるのだから何とも酷な話かもしれない。

ちなみに艇界最年長である高塚 清一は現状この対象から外れる4.80~4.90付近の数字を毎年記録している。

今後4期通算4.80という数字を切ったときに引退勧告の対象となるとはいえ下から順番に数字を満たしていない選手へ引退勧告が行われることからよほどハイレベルな4.80争いにでもならない事が無い限りはこの対象とは無縁のまま生涯現役を全うすることとなるだろう。

現実逃避が他者の人生を変える


もちろんこれが結果的に業界全体のレベル向上、選手の危機感を煽るという観点で見ると良いことにも繋がっていくこの制度は納得がいく。

ただ私が言いたいのは「4期を逃れようと49走で止めて現実を避けようとする選手が増えるほど今後は別のそのしわ寄せがやってくる」という点については少し納得できない部分がある。

前期は6人が4期通算の対象として引退勧告が出されているその一方で4期通算のボーダーを越えないように出走を放棄して休みに入るケースが発生している

もちろんこれまでも4期通算で数字が足りない選手が出走回数を満たさないために休みに入るというケースは多々存在していたのだが、そのような選手が増えれば増えるほど今後はベテラン選手の引退枠が1つずつ増えていくのだから溜まったものではないだろう

ベテラン選手サイドも4.80という数字を逃れるために出走回数を抑えたとしても上限である1600人という枠が変わるわけではないので次に数字が危ない選手へとそのバトンが渡されるのは言うまでも無いだろう。

しかも4.80という数字と戦うベテラン側の引退勧告は「その期にデビューする新人-4期通算で引退する選手-何らかの理由で引退する選手=対象人数」となるため結局のところ最後の最後まで何人が引退するかわからないまま出走を続けることとなる。まるで死神の鎌が首元にずっと刺さった状態で走る状態だ

これまでは「4期を逃れるために○○選手は休みに入ったなぁ」と言われる程度だったものが非難の対象に繋がるケースも想定される。

特に若手、ベテラン問わず多くのボートレーサーはSNSを開設してプライベートの情報を良くも悪くも発信していおり良くも悪くもファンとの距離感が近い。

自分の好きな選手がその人が4期通算を逃れたために引退するとなっている傍らでプライベートの時間を楽しんでいる報告を見たら理由はどうあれ面白く思わないファンは間違いなく存在る

もちろん4期逃れというのは前期の出走回数が次の期に持ち越されるだけなので数字を満たす事が出来なれば遅かれ早かれ引退の対象となり水面を去ることには変わりは無いことからそういう選手は気にすることは無いという考えも出来るかもしれないが、何とも歯がゆい話である。

 

まとめ

毎期50人近くの候補生がボートレーサーを目指し日々訓練に励み憧れの舞台への日々を過ごしている。

不安定な経済状況、社会情勢もあってか「お金を稼ぎたい」、「有名になりたい」という目標を掲げている若いボートレーサーが最近は増えたという印象がある。

そのような野心むき出しの次の時代を作る選手たち、今までとは異なる厳しい状況に置かれたベテラン、そして勝率3.80、4.80という現実とどのように向き合っていくのか?

今後数年続くであろうボートレーサー転換期から目が離せない。

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