競艇ニュース
大山 千広 レース中の事故で骨折 長期離脱へ
レース中の怪我が最近相次いでいるボートレース界だがまたも心配な情報が飛び込んできた。
10月24日(火)にボートレース丸亀で行われている「ヴィーナスシリーズ第14戦 BNAカップ」の2日目ドリーム戦で2号艇の大山 千広がレース中の事故により落水失格となった。
レース後には容態が思わしくないことから救急車にて市内の病院へと搬送され検査の結果、骨折が発覚。
クイーンズクライマックスへの勝負がけが続くこの終盤戦にておいて人気、実力トップクラスの大山の出場がほぼ絶望的な状態となった。
↓大山の手術の内容・復帰時期の目安などをまとめた記事はこちらで詳しくまとめてあります↓
日時 | 2024年 11月07日 |
レース数 | 大村1R |
結果 | 2-1-6 |
倍率 | 40.8倍 |
怪我の詳細
1号艇の平高 奈菜との一騎打ちが予想されたこのレースだが1周目を終えた段階で5番手と劣勢状態だった大山。
この状況を打破するために3番手争いを繰り広げ水面の外側で競り合う4号艇の平田 さやか、前田 紗希に対して2周目1マークでは内へ切り込み小回りで逆転を狙う進路取りを決行。
しかしここで5号艇の前田に先マイを決められて行き場所を失った大山は仕掛けてきた前田を横へ吹っ飛ばす強引なプレーへと持ち込み両者がターンマークでストップ(前田は外へ飛ばされ大山はターンマーク付近で停止)
すると、大山を先に行かせて内を追走しようとテンポをずらして攻めを狙った平田が突然止まってしまった大山に対応出来ずに艇が浮き上がってしまった結果、前で動けなくなっていた大山の腰へ加速をつけた舟の先端が直撃。
ぶつけられた大山はその衝撃から前に倒れて込んでしまいそのまま落水失格となった。
この激突で平田、6号艇の高憧 四季の両者が不利を受ける形で4着、5着と破れ大山に吹き飛ばされるもすぐにリカバリーを果たした前田が3着を確保した。
なおレース後にはピットに戻った平高 奈菜が後輩選手に艇の引き上げをお願いして大山の元で慌てて駆けつけるシーンが目撃されるなどピット内は重たい空気が漂っていた。
救急搬送・骨折・手術
レース後に救急艇に自ら乗ってピットへ戻っていった大山だったが、腰付近にスピードを付けた舟の先端部分が激突したダメージは深刻だったらしくレースから30分後に丸亀市内の病院へ救急車で搬送された。
搬送されたのが22時過ぎだったのでこの日は入院したらしいですが、当初は怪我の程度は重たいものではないという情報が公開されていましたが翌日の精密検査の結果、仙骨、恥骨の骨折が発覚。しばらく入院して来週には手術を行うとのことです。
大山 千広をライバルと公言する選手
日時 | 2024年 11月10日 |
レース数 | 平和島7R |
結果 | 6-3-5 |
倍率 | 92.5倍 |
今後の予定
大山の当初の斡旋スケジュールは今節を終了後に11月より始まる常滑の一般戦へ参加。
その後は11月12日から始まるG1京極賞へ参戦が予定されており、現在まだ正式な斡旋が出ていないが11月22日よりボートレース鳴門で開催されるG2レディースCCへ斡旋されて連続出場中のG1クイーンズクライマックスへの勝負がけを行う予定となっていたが10月27日に登録があった全ての斡旋が削除された。
クイーンズクライマックス絶望
ここ数年はフライングによる長期休養を挟みながらも毎年のようにクイーンズクライマックスへの出場権利を獲得してきた大山。
今年も本人が自虐気味に話すほど上半期をフライング休みやコロナ感染で満足にレースをする事が出来ない中で下半期の巻き返しで現在は賞金ランキング14位と上位12人が出場できるG1クイーンズクライマックスと出場権利を虎視眈々と狙う位置につけていたが既に全ての斡旋が削除されたため暫定14位で年末のラストバトルへの出場賞金が確定。
これにより強行復帰を果たしたとしてもクイーンズクライマックスシリーズへ回ることになる。
※注目度とは対照的に通常の女子戦と同じ優勝賞金のG3へ中途半端な状態で出場するメリットは少ないことから年内全休が濃厚。
その後
しばらく続報がなかった大山だが11月末から12月に入り少し動きがあった。
まず2023年2月よりボートレース若松で実施予定の第69回九州地区選手権に斡旋登録があり「復帰の目処が立ったのか?」とファンが喜ぶも残念ながらその斡旋はすぐに削除となり再び復帰は白紙に戻る。
そして心配された怪我の箇所についてだが、本人の意思と医者と相談の末に手術を回避し自然治癒を選択。12月中には地元である福岡県へ戻るという情報が公開された。
まだまだ復帰へは時間を要しそうで来期以降は最下級のB2まで落ちる可能性もあるが、再び復帰して強い姿を取り戻せることを今は待つばかりだ。
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丸亀の節間見てると見てて馬鹿らしくなる生ぬるいレースばっかりだし極端なレースすると怪我するこういうケース出るし女子戦って本当見てて色々と思うところがある。
インの選手がコンマ0.3で逃げ切れるようなレース許すなよと思う一方でそれを攻めに行く腕も無いんだろうな。
恥骨の手術ってことはプレート入れるってことでしょうね。
プレートを入れるから少し早めに復帰できるかもしれませんが、医者がOK出さないと当然出れないでしょうし11月は確実にアウト。そうなるとレディースチャレンジカップ出れないし12月に強行で復帰するメリットあるのかな?
ちぃちゃん、頑張って
競艇選手内の好きな選手10選の1人。前節のG1でもラフプレーが他よりも多かった。気持ちは分かる。攻めないと勝てない上位レース。だけど危険でもある。だから復帰して欲しい。そこでまた強い大山選手を見たい。
あの事故に前田が悪い、平田が悪いというコメントが見られるが前田はともかく平田が悪いというのは無理がある。
大山が内を主張してるのに先にインに入れてきた前田に関してはどうかと思うけどそれを横に飛ばそうとする大山のあれもラフプレーに見える。
そう考えると大山に自業自得な面も・・・。怪我についてはともかくそこまでの経緯はよろしくない。
大山千広どうやら骨折みたいですね。
1ヶ月?2ヶ月?かかるかもしれないですがここでまた休みに入って良い流れがストップしてしまうのが何よりファンとしては辛い。
丸亀のSNSちゃんと状況報告してくれてもいいのに。
今日のピットの様子でヘラヘラしてる選手の情報とかいらないわ。