旋回(ターン)の歴史と種類 その代表選手を紹介

旋回(ターン)とは

ボートレースにおける旋回とはサーキットなんかのコーナリングのように捉えて良いと思います。

直接のスピードは同じモーターの場合はアクセルを握るだけなので選手間の差はでません。

つまり、この旋回能力の差が最も選手間で差が出るポイントであり、予想をする上で重要なファクターとなってきます。

ちなみに選手間で差が出るポイントとして「スタート力」、「整備力」、「道中の駆け引き能力」の3つが挙がる。更に「旋回が上手い=道中をロス無く回って着を上げて行く可能性が高い」という部分に繋がっていくので当然舟券に絡む可能性が高くなっていきます。

そんな旋回ですがボートレースの歴史に置いて日々進化してきたものであり、様々な方法があるので説明してみたいと思います。

 

ZONE

日時 2024年 03月26日
レース数 宮島6R
結果 2-6-5
倍率 39.5倍

日時 2024年 03月27日
レース数 宮島6R
結果 3-4-1
倍率 30.2倍

 

旋回(ターン)の種類

一言にターンといってもその中に様々な種類があります。

自他共に認めるターンのプロである岡山支部の茅原 悠紀曰く「ターンが上手い選手といっても入り口が上手い選手、出口が上手い選手など一言で言うのは難しい」というほど奥が深い。

ここでは王道のターンから個性派のものまで紹介していきます。

モンキーターン


現在の競艇界で最も主流となっている旋回方法の名称です。

名前の由来は競馬のモンキー乗りと言われており、従来の膝をついた旋回と異なり、立った姿勢でボートの外側に重心をかけ、ボートの向きを変え旋回するテクニックです。

利点としては従来の旋回よりアクセルレバーを握った状態で旋回ができるためターンスピードを飛躍的に上げる事が可能となりました。

余談ですがモンキーターンを考案した選手は飯田 加一という選手で、当初は転覆を繰り返しながらモンキーターンを確立したようです。

養成所でデビュー前のレーサーに必ず覚えて貰う技術となっているのでほぼ全員の選手が習得している旋回方法です。

地蔵ターン


立った姿勢で行うモンキーターンと違い、膝をついた姿勢で体重をかけ旋回するターンの名称です。

年配のベテランレーサーなんかで見られる旋回方法ですが岡山支部の平尾選手がレースで白黒はっきりした状態で使ったりする旋回。

他には大阪支部の橋谷田選手が使うことが多い。

モンキーターンと比べ旋回スピードが遅くなるため真剣勝負を望むファンにとってはあまり気分の良いターンでは無いのかもしれませんね。

ウイリーモンキー


モンキーターンの派生した乗り方の名称です。

愛知支部の池田浩二選手が先駆けですが、茅原選手、峰選手、馬場選手といった旋回力トップクラスの選手が見せる最も高速旋回ができるテクニック。

艇先が浮いた状態で旋回するという事は水の抵抗を受ける面積が少ないという事であり、非常に利に叶っている乗り方と個人的には思います。

ウィリーモンキーの第一人者の池田 浩二いわくモーターはもちろんこと選手自身のコンディションが最高の状態にだけ出来る特別な旋回のようです。

スコーピオンターン


「シモガー」の愛称で知られる福岡支部下河 誉史選手が左足の持病の痛みに耐えるために足を浮かせるオリジナルの旋回方法。

同県同期の江夏 満選手がSGやG1レースで導入したことで知名度が上がった。

モンキーターンの姿勢から片足を上げた状態でターンする姿勢が威嚇するスコーピオンに似ている事から名付けられたとされています。

ただし、このターンの第一人者である下河や江夏もファンサービスの意味合いが強いため道中で余裕のある場面でしか使わないようにしている。

 

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まとめ

華麗な技の数々でファンを魅了する選手も多いボートレーサー。

近年は埼玉支部の畑田 汰一のように若手にもターンの上手い選手が増えており新しい技術が今後多く生まれてくることでしょう。

まだまだ進化を続ける旋回(ターン)の世界を知ることで選手を知る1つのきっかけとなっていくので是非レース中に注目をしてみることをおススメします。

 

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日時 2024年 03月27日
レース数 常滑6R
結果 6-5-1
倍率 177.9倍

 

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