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当サイトの管理人、「K」です。
さて11月を迎えるにあたりいよいよ新人レーサーのデビューが近づいてきた。この11月より男子15名、女子14名の合計29名の新人レーサーたちが全国各地でデビューとなる。
現在トップレーサーとして活躍する選手たちも一度は経験した新人時代。これからたくさん苦労をしたり、悩みながら成長していくことを楽しみにしたい。
そしてこの29名の中には未来の峰 竜太 選手、未来の平山 智加 選手、はたまたレジェンドと親しまれ先日引退を表明した今村 豊 選手のようなスター候補が眠っているかもしれない。
今回はデビューを迎えた29名の中から私が特に注目した何名かを紹介したいと思う。もちろん紹介、期待をしても即座に結果を出せる世界ではないので是非暖かい目で選手を応援、期待してあげることを忘れてはならないということを大前提に読んでほしい。
127期の選手一覧
5147番~5175番までの合計29名が該当。入学時は52名が名前を揃えた中で厳しい訓練、学校生活を乗り越えて選ばれた29名であるということをまずは知ってほしい。
入学時のリストを見てみると、養成員の中には一族に競艇選手がいるもの、飛込競技でオリンピック強化指定選手にまで登りつめたもの、ビーチバレージャパン女子ジュニア選手権大会の入賞者などもおり注目されていたがいずれもふるいに落とされた。
経歴やコネなど一切関係ないスパルタな訓練を乗り越えてスタートラインに立てた中から更に真のスター選手になれるのは一握りの厳しい戦いがこれから始まっていく。
注目選手紹介
男子編
名 前(なまえ):堀本 翔太(ほりもと しょうた)
登録番号:5169
生年月日:2000/12/14
所属支部:愛知支部
出身地:愛知県
デビュー予定:名鉄バス杯争奪戦(11/6~)
紹介・ポイント
父親の堀本 裕也 選手は同じく愛知支部にて現役で活躍している2世レーサーが誕生した。
入学試験に1発入合格すると、その技術と才能を遺憾なく発揮し同期の養成員によるリーグ戦では3度の優出、2度の優勝を経験し全体勝率3位をマーク。
成績優秀者だけによる養成所チャンプ決定戦にも2号艇にて出走し2着と最後まで結果を残し続けた。
端正な顔立ちをしており、活躍して知名度が上がれば人気も出そうで男子では特に注目したい1人。
名 前(なまえ):丸山 祐也(まるやま ゆうや)
登録番号:5152
生年月日:1995/08/14
所属支部:福岡支部
出身地:福岡県
デビュー予定:福岡J・アンクラス杯(11/18~)
紹介・ポイント
同じ福岡支部に所属するA1レーサーの羽野 直也 選手、その弟の羽野 諒 選手とは従兄弟にあたる。
同期リーグ戦では2度の優出と1度の優勝を記録して養成所チャンプ決定戦にも6号艇にて出走(5着)
羽野 直也選手は九州地区のトップルーキー選出、最優秀新人にも選ばれたがその血筋通りの活躍が出来るか?
名 前(なまえ):藤森 陸斗(ふじもり りくと)
登録番号:5160
生年月日:1999/01/28
所属支部:福岡支部
出身地:福岡県
デビュー予定:福岡J・アンクラス杯(11/18~)
紹介・ポイント
丸山選手と同じく福岡出身、福岡支部所属の新人。
同期リーグ戦では2世レーサーの堀本選手を超える4度の優出(優勝は1回)の活躍で全体2位の勝率で本来ならチャンプ決定戦の出走条件を満たすも事故点の超過が原因で出場を逃してしまった。
それでも腕は確かでチャンプ決定戦前のレースでは快勝しておりレースにおける判断力は非常に優れていると評価を受けている。
強気な性格を武器にした豪快な旋回に注目したい。
女子編
名 前(なまえ):清水 愛海(しみず あみ)
登録番号:5152
生年月日:1999/11/23
所属支部:山口支部
出身地:山口県
デビュー予定:住信SBIネット銀行賞(11/02~)
紹介・ポイント
127期で最も注目したい1人。「母子家庭なので頑張れば高収入が得られることと、男女が平等に戦えるのも魅力だと思いました」という強い思いで4回の受験の末に入学を果たす。
リーグ戦では全体トップの5回に渡る優出とトップタイの2度の優勝をマークすると、養成リーグ誕生後では史上初めての女子養成員による勝率トップ(7.12)を記録。養成所チャンプ決定戦では女子唯一の選出で1号艇から見事に逃げを決めて史上6人目の女子養成員による優勝を果たした(8年前に同じように養成所チャンプ決定戦を勝利した喜多須 杏奈選手でも優出2回に留まる)
養成訓練では担当教官が「こんな転ぶ人は初めて」と語るように実に45回に渡る転覆と落水を繰り返したが、それを恐れない根性や負けん気が凄くその姿勢を高く評価され「大山 千広(福岡)のデビュー前より技術は遥かに上」と評価を受ける。
名 前(なまえ):川井 萌(かわい もえ)
登録番号:5174
生年月日:2002/01/08
所属支部:静岡支部
出身地:静岡県
デビュー予定:中京スポーツ もみじ杯(11/24~)
紹介・ポイント
清水選手が女子では大きく抜けすぎて他がどうしても霞んでしまうが、こちらも優出は1回に留まるがその1回を優勝という形で飾っている。
同期の女子養成員で優勝を記録しているのは清水 選手と川井 選手の2人のみでまだ18歳と非常に若くこれからが楽しみな逸材。
名 前(なまえ):内山 七海(うちやま ななみ)
登録番号:5169
生年月日:1996/12/12
所属支部:福岡支部
出身地:福岡県
デビュー予定:ビッグベアーズカップ(11/14~)
紹介・ポイント
祖父には元レーサーの橋本 忠さんがおり「高校生の時に若松や芦屋でレースを見てボートレーサーを目指しました。第63回ボートレースダービーの初日12Rドリーム戦で、平山選手の1号艇からのイン逃げを生で観て感動しました。」という根っからの競艇少女。
昨今は技術はさることながらそのルックスも注目されることが多いボートレース界。非常に整った顔立ちをしているだけに技術が伴ってくれば間違いなく人気が出そう。
もちろん目標としているのは学生時代に感動を与えてくれた平山 智加(香川)選手らしい。
管理人 まとめ
上記に挙げた6人以外にも多くの注目選手はいるのだが長くなってしまうので今回はこれまでにしたい。
もちろん養成所時代は決して目立つことが無かった選手でも本人の意識やきっかけで大きく変わることもあれば、例え2世レーサーや養成所時代に優秀な選手でも怠慢な態度や行動で才能を腐らせてしまう人もこれまでたくさんいた。このような記事で話すことではないが、先日八百長行為で実刑判決を受けた西川 昌希 元選手でもこういう時代があったはずなのだから数年後、数十年後どの選手がどうなっているかなど今の段階で誰もわかることではないのだ。
ただし、努力と気持ち次第で人は成長していくことだけは今も昔も変わらない。デビューをゴールと考えずスタートの場として日々精進することで我々ボートーレースファンに夢や希望を与えるレースを1つでも出来るように成長をしてほしいと思う。
それでは今回はこれで。管理人・Kでした。