2024年 飛躍が期待されるボートレーサー(前編)

2024年 飛躍が期待されるボートレーサー(前編)

近年ハイレベルな選手達が次々と誕生しボートレース業界を賑わせている。

今回は各地域から2024年その活躍を注目したい選手達を前編・後編に分けて紹介していきます。

前編の今回は関東、東海、関西の3地区からピックアップ。

選手としての活躍はもちろん意外な一面や豆知識も合わせて紹介していきますので最後までお楽しみください。

関東地区

鈴木孝明

支部 登録番号
埼玉 5066 123

選手情報

近年は関東屈指の若手養成所となっている埼玉支部で次にA1級昇格が期待される選手。

2018年のデビュー以来毎年のように勝利数を増やしており2023年には自己最高の47勝をマークし昇格条件の90走を満たしていないが2024年前期の級別審査期間中のA1級昇格の規準となる勝率6.17に0.01に迫る勝率6.16を記録。

同県同期の松本純平が既にA1級に所属しているだけにこちらも早くその仲間入りを期待したい。

ここを見て欲しい

非常に強気な選手で前付けに対して負けを覚悟で抵抗をしたりフライングを持っていてもスタートから攻める事を考えている。

師匠である中里昌志から「前付けに来るやつは負けても入れるな」という指示を受けておりイン屋として知られる佐賀支部の深川真二、群馬支部の江口晃生に対して先輩レーサー達がコースを譲る中で強気に抵抗した結果1コースを奪ったことも。

豆知識

父親がボートレース好きで物心が付く前の2歳の時からボートレース戸田に遊びに行っておりボートレーサーを志すようになった。

デビュー前からバイク好きで購入した大型バイクで休みの日は遊びに行くことを楽しみにしている。

平川香織

支部 登録番号
埼玉 5045 122

選手情報

同県同期の畑田汰一が早くから台頭する一方で着実に成長を続けてきた選手。

2023年は4月の初優出に始まり5度の優勝戦進出を経験。浜田亜理沙、清埜翔子に続く埼玉支部女子レーサーA1級昇格が期待される。

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師匠である桐生順平譲りの道中の巧みなハンドル捌きが得意な選手で女子レーサーにありがちな握って勝負をするだけではなく状況によって小回り、全速戦など自在さも兼ね備える。

桐生順平、佐藤翼の埼玉が誇るトップレーサーから常々言われている「お客さんのために走れ」という言葉を胸に刻んでおりレースの最後の最後まで諦めることなく上位着を狙う走りは見ていて応援をしたくなる。

豆知識

ボートレーサーになる前はフィギュアスケーターとして小学生の頃には将来にはオリンピックを期待されるも身体の成長の変化に対応できず引退を決意。

意気消沈する中で父親と訪れたボートレース戸田で観た埼玉支部のレジェンド加藤峻二さんの引退レースに感動をしてレーサーを志した。

 

2021年5月にレース中の事故で腰を強打し手術で長期離脱を経験。この事故のトラウマにより復帰直後は過呼吸や怪我の箇所の痛みに苦しみ成績を落として引退を決意し師匠の桐生順平へと相談をすると「辞めてもいいんじゃない?」という助言もあり2022年2月より2ヶ月間に渡って精神療養も兼ねてレースから離れた。

しかし周りの友人達と遊ぶ中で「再び勝負の世界に戻りたい」という気持ちが再び芽生えていき2022年5月よりレーサーとしての復帰を果たし成績の上昇に成功をし今日に至る。

母親がフィリピン人で日本人の父親とのハーフ。

東海地区

山口晃朋

支部 登録番号
静岡 5269 131

選手情報

刑部亜里沙、川井萌、石原翼など支部の課題であった世代交代が進みつつある静岡支部。

その中で今年ダークホースな期待も込めて注目してほしい選手。

2022年11月のデビューからわずか2ヵ月半後の2022年2月に初勝利を達成するとこの年に合計で6勝をマーク。

そして迎えた2024年2月には追加斡旋という形で5日目より「G2 江戸川634杯 モーターボート大賞」にて参加し最終日にG2初勝利の大金星を挙げた。

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スロー側(1~3コース)のレースではまだバラつきがあるがスタート勘が良い選手でダッシュ側(4~6コース)だと0.0秒台の思い切った踏み込みを連発する。

そこからの攻め方を掴めば数字を伸ばしていきそうであり舟券妙味が無くなる前に先物買いでおすすめしたい選手でもある。

豆知識

プロのスポーツ選手として勝負をしてみたいという気持ちでボートレーサーを志すようになり将来は選手から尊敬される選手になることを目標としている。

デビュー後は幸田智裕への弟子入りを果たした。

幸田は静岡支部最大のペラグループの一員でありこのグループには菊地孝平、徳増秀樹、坪井康晴など静岡支部を牽引するレーサー達が数多く所属をしている。

仲道大輔

支部 登録番号
愛知 5166 127

選手情報

「ポスト西山貴浩」の雰囲気を漂わせ「N道」の愛称でもすっかりとお馴染みのアウト屋レーサー。

チルト、プロペラ、エンジンの全てを駆使し捲って一撃を狙うレーススタイルを貫く選手であり2023年5月に初優勝を達成し2024年よりA2級に昇格。

今年は初のA1昇格を目指し更なる成長が期待される。

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養成所時代の卒業記念レースで3カドの強襲を狙うなど捲りに強いこだわりを持つ選手で初優勝も6コースからの捲り切りだった。

知名度の上昇と共に先輩レーサーからマークされる立場となり最近は大外からの大捲りが決まる数は少なくなりつつあるがその分で2コース~4コースからの思い切りの良い捲りで白星の量産体制に入りつつある。

豆知識

自身がチルト3度にセッティングをして使用したモーターを次節で使用した堀之内紀代子がその節間にて大活躍を果たしその後レーススタイルの転向を果たすきっかけを作った。堀之内とはプロペラの情報交換をする仲となり「私の師匠は仲道君です」と堀之内側が弟子入りを果たした。

岩瀬裕亮に弟子入りを果たしており仲道の代名詞となったパンチパーマは岩瀬に連れて行かれた美容室で強制的に行われた。

本人は当初気に入ってなかったがファンや先輩レーサーから話しかけられたり応援されるきっかけになったことをその後に感謝している。

その見た目とは対照的に真面目で研究熱心な一面から全国各地のトップレーサーに可愛がれており池田浩二、磯部誠(後に親戚関係であることを告白)、西山貴浩、菅章哉など交流関係は愛知支部だけに留まることなく全国へ波及。

なお仲道は池田が率いるペラグループ「エテルニータ」の一員でもある。

チルト3度のプロペラついて勉強したいと思い立ち菅のSNSにDMを仲道から送ると「時間があるときに待ってるよ」と言われ翌日徳島の自宅へと向かった。これに対して菅は「あの見た目(パンチパーマ)で礼儀正しいすごい男がいるなぁ」と高い向上心を評価している。

関西地区

石本裕武

支部 登録番号
大阪 5267 131

選手情報

ボートレース界の未来を変えるかもしれない逸材であり今更注目選手として取り上げるのもどうなのか・・・?と思う部分もあるが触れないわけにもいかないだろう。

2022年11月にデビューを迎えると翌月にはプロ初勝利、翌年8月に初優出、そして2024年にはデビュー3期目にして早くもA級(A2級)への昇格を果たすと2024年1月30日はデビューからわずか1年3ヶ月での初優勝を達成。

昨年は1度フライング事故により1ヶ月間の休養こそ強いられたが年間で220走にて40勝、1着率18.1%、連対率35%、平均ST0.13、3優出と突如現れた天才レーサーの活躍はファンの度肝を抜いた。

4月末までの来期の審査期間にてA1級昇格のボーダーを満たすことが出来れば今年の下半期は全国の記念レースも視野に入る。

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既にその時に応じた選択が出来る選手で「失敗を繰り返さない」という学習能力の高さが売り。

1枠にて初めての優出だった2023年10月のレースではスタートにてスタートで後手を踏んで捲られたことを反省し2024年1月に地元住之江の水面で迎えた再びの1枠の優勝戦はスタートを意識し外からの攻めにも慌てることなく対処する適応能力の高さを披露した。

2024年1月の「第62回 全大阪王将戦」(オール大阪支部での一般戦)にて4コースからトップスタートを決めると松井繁、田中信一郎という大阪支部が誇るSGレーサー2名を捲りで着外(5着、6着)に沈めて勝利と格上だろうが関係なしの強気な性格は今後記念戦線を戦っていく上でも大事な要素となっていくこと間違いなし。

豆知識

両親の希望もあり関西大学法学部政治学科に現在も通っており「二刀流ボートレーサー」と称されている。

 

2019年に石野貴之が優勝をしたSGグランプリをボートレース住之江で観戦し心を奪われてボートレーサーを志すようになった。

レーサーとしてデビュー後は藤山雅弘に弟子入りを果たし同じペラグループには石野貴之も在籍をし石野からも高い評価を受けている。

為本智也

支部 登録番号
福井 5091 124

選手情報

年々成績を伸ばしてはいた選手だが2023年に前年の24勝の倍となる47勝と一気の成長を果たし2024年から初のA級(A2級)昇格。

2024年は初優勝、A1級昇格など少数精鋭の福井支部において貴重な若手の一員の更なる飛躍が期待される。

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新人時代に犯したF2休み期間中の特訓で習得した5コースからの捲り差しに強い自信を持っており舟券率も上々。

スピードを維持しながら1マークを高速旋回してつき抜ける事を心がけており今後更なる技術アップに成功すればコースを問わない自在性が生まれそうな予感。

豆知識

2023年夏に三国の一般戦へ遠征をしていた馬場貴也と同じ節間になった際に助言を貰い「このままではいけない」と奮起。

馬場は支部は違えど為本のことをデビュー当初から上手い選手として気にかけていたが数年が経過してもB級を抜け出せていない為本に対して負けたレースの気持ちの切り替え方など主にメンタル面でのアドバイスを行った。

この直後から意識改革と同時に減量を行うようになり以前よりも2kg~3kgほど現在は体重を落としてレースに挑むようになった。

まとめ

今回紹介した選手たちはいががでしたか?

その選手ごとの買い時、狙い時をこれを読んでくれた1人でも多くの人が気づけた、知れたというのであれば私としてもうれしい限りです。

さて後編では残りの3地区(中国・四国・九州)より注目選手を紹介していきますので是非ともお楽しみに。

 

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