
2025年11月25日よりボートレース福岡で開幕する「SGチャレンジカップ・レディースチャレンジカップ」
その前検日である11月24日、締め切り時間である12時前に選手達が大慌てで会場入りをする思わぬアクシデントが発生しました。
タクシーを降りて走って会場へ

選手達が締め切り時刻である12時を前に続々とタクシーにて会場へ姿を現す中、池田浩二など愛知支部の面々と、西山貴浩と森高一真の2人が多くの荷物を抱えて走って登場。いずれの選手達も時間に間に合わせるべく走り疲れた様子を見せていました。
実は前検当日の11月24日は地元のプロ野球球団である福岡ソフトバンクホークスの日本一達成を祝うパレードが実施された影響で道が封鎖されたことで渋滞が発生。
チャレンジカップが行われるボートレース福岡へ向かおうにも動く気配のないタクシーに見切りを付けた選手達は仕方なく徒歩での移動を決断することになりました。
1か月間の出場停止と同時に背負う十字架
今回のチャレンジカップの舞台となるボートレース福岡は博多駅からも近い都心部にある珍しいボートレース場。
どのような理由があっても前検に1分でも遅刻を許さないと勘違いをしているファンもいますが、交通網のトラブルによる前検の遅刻は事前連絡で承諾されています。ただしこれは「公共の交通機関を対象」とするものであり移動手段の1つであるタクシーは含まれていません。
よって今回の様な場合「パレードが行われることを事前に見据えず移動をしている側に責任がある」という扱いによって前検不合格処分となる事案でした。
遅刻により前検不合格となった選手はその後1か月間の出場停止処分が下されますが、これは褒賞懲戒審議会による処分であることからSG、PG1などのビックレースについても1年半~2年間への出場権利を同時に失う厳しいものとなっています。
これらのレースへの斡旋が無いB級~A2級や一般戦が主体のA1級選手にとっては単なる30日間の休みでしかありませんが、上の舞台で戦う選手にとっては褒賞懲戒審議会の処分は選手生命を脅かすものとなっています。
遅刻をしない対策として前日から2日前に周辺のホテル、ボートレース場の近くに住んでいる知り合い、選手の自宅に宿泊。
通いなれたボートレース場への到着時刻を逆算して移動を始めた選手達がまさかの形で出場権利を失いかねないトラブルに巻き込まれる波乱の前検日となりました。
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