
高配当を競艇(ボートレース)当てるのは簡単ではありません。ただ的中率を追うだけでは、どうしてもオッズは低めに落ち着き、収支が伸び悩むもの。では、どうすれば高配当舟券を効率よく狙えるのでしょうか?
本記事では、無謀な大穴狙いではなく、リスクを抑えつつ現実的に高配当を狙うための買い方や予想のポイントを詳しく解説します。初心者でも実践できるコツを知り、あなたの舟券戦略を一段レベルアップさせましょう。
高配当を狙う
レースの選び方
そもそも1号艇が圧倒的に有利とされるボートレースというギャンブルにおいて高配当を狙うにはレースの選定が大事となります。
ではそれは具体的にどのようなものなのか?まずは様々な角度から高配当を狙える条件について解説をしていきます。
高配当を狙う方法①
万舟御三家を攻略する
全国各地に存在するボートレース場には1号艇が勝利をしやすい設計、番組を組んでいる場所もあれば、対照的に1号艇が苦戦をすることで高配当が出やすい設計、番組を組んでいる場というのがいくつか存在をしています。
特に関東地区の4場はボートレース多摩川を除いてインが弱い、高配当決着になりやすいことからボートレースファンの間では「万舟御三家」とも称されています。
ボートレース戸田
全国の中でも特に狭い水面として知られ思い切ったターンが出来ないことからトップ選手でも苦戦するボートレース場。
1コースに向かって斜め気味に向かって走りながらターンをする必要があるためスピードを上手く付けることが出来ず、センター枠からの豪快な攻めに抵抗出来ないことで高配当決着を誘発します。
ボートレース江戸川
中川の河川敷の中に存在。水門によって水の流れを止めることが出来ないため潮の満ち引きや東京湾に近い位置の為、風の影響も大きく受けるボートレース場。レースの合間には巨大な貨物船が通過するのは日常茶飯事と他場では考えられないことが発生します。
勝率が低い選手が斡旋を受けやすい、風や潮の流れでインの選手が押し戻されてしまう、外から豪快に攻めてくる選手が台頭するなど様々な理由が重なり一筋縄では的中することが出来ないため高配当を乱発します。
なおボートレース江戸川は「全てのレースが荒れる」という前提の下で舟券が売れるためか、中間配当が部分的に集中する傾向があります。
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ボートレース平和島
東京湾に近い上に周辺がビルに囲まれることから風が不規則に回転をしているボートレース場。
1マーク部分が狭い上に独自のハウスルールとして先頭を走る艇が内側を閉めて走ることが禁じられています。これによって空いたスペースを差してくる選手が浮上し1コースの選手が負ける上に、一般的に不利とされる6コースの選手が勝ちやすい、舟券に絡みやすいことも高配当決着を誘発します。
高配当を狙う方法②
1コースが弱い選手を知る
ボートレースはモーターの良し悪し、多少の腕の差で変動はあるにせよ大半の番組が1号艇(1コース)から順に外の艇になるほど人気を落としていきます。
しかし、等級に関わらず「1コースが弱い(苦手・下手)」な選手が数多く存在をしています。1コースが苦手な選手はデータよる判別はもちろん本人のインタビューや発言からも読み取ることが出来ます。
1コースが苦手な選手①
作間章(東京)
道中の巧みなハンドル捌きを武器にコース不問で上位着を奪える選手である一方、自他共に認める1コースで勝ち切れない選手。
本人はインタビューでインで勝ち切るためにギリギリのスタートをすることをあえて控え戦略的に道中を攻略することに重きを置いてレースを行っていることを公言しています。
1コースが苦手な選手②
細川裕子(愛知)
長年にわたり女子ボートレース界のトップ戦線で活躍をする一方、これといった大きなタイトルとは無縁の選手。その最大の理由が1コースで弱いことであり、これまでも幾度と無く準優勝戦や優勝戦の1号艇で取りこぼしを繰り返してきました。
細川の1コースのターンは外に大きく張りながらスピードを付けてターンをするため1マークの出口に大きなスペースを生み出してしまう癖があります。差しが下手な選手が集まりやすい女子戦の予選であればこれを捕えることが出来ないため逃げ切ることが出来ますが、準優勝戦や優勝戦になると話は別であり空いたスペースを的確に捕らえられてしまい負けます。
更に準優勝戦や優勝戦になると細川のようなインが弱いとわかっている選手でも機械的に売れることが高配当を誘発する原因の1つともなっています。
1コースが苦手な選手③
藤山翔大(大阪)
プロペラを壊すことも辞さない極端な変形で究極の伸びを生み出し艇界に捲りや3カド戦の流れを作った選手ですが、この代償として1コースのレースで弱さを見せます。
かつてはコース不問でスタートを決めてそこから押し切りを狙う選手でしたが、この代償としてフライングを乱発し長期休養を強いられた頃から、スタートで後手を踏んでもそこから強烈に伸びて捲りに行くスタイルにシフトチェンジ。
しかしこの調整は捲りに特化をしたものでありインコースからではスタート後に伸び切ることが出来ない上に、チルトを跳ねてそれに合わせた伸び型のプロペラ調整を行うことでインコースに入った場合は回転力が不足するどころか、調子が悪い時にはピット離れすらまともに決まらないことも珍しくありません。
高配当を狙う方法③
SG・G1の1コースを嫌う
SGやG1といったトップ選手が集結をする大会はよほどのことが無い限り、1コースが圧倒的な支持を集めるため逃げ切れない、勝ち切れないだけでその瞬間に高配当決着となります。
ただし高配当を演出する要素であるダッシュ側の選手の攻めは1コースの選手より外の選手(主に2コースと3コース)が止めてしまう上に、この舞台に出場できるだけの実力は備えていることからエンジンやプロペラの状態が悪くても基本は逃げて押し切られることは覚悟が必要な予想の仕方となります。
高配当を狙う
効率の良い舟券の買い方
それではここからは実際にどのように舟券を買えば効率良く高配当を取れるのか?について深く掘り下げていきます。
展開を描き買い目を厳選
高配当を狙う際に大半の人は見返りが大きいのだから手広く点数を多く購入することを推奨すると思いますが、私はむしろその逆で相手を決め打ちして絞った買い方をおすすめします。
ボートレースというのは基本的に「6枠(6コース)」の選手が人気を落とす仕組みとなっているのでその選手をあえて軸にした上で後は「攻めに転じて勝ちそうな選手、その仕掛けに乗じて逆転がありそうな選手」をリストアップすればおのずと点数は絞られていき少なければ8点、どんなに多くとも12点もあれば高配当を狙うことは出来ます。
確かに見返りが大きいのだから1Rごとに20点~30点を買い続けるのも1つの手段ではありますが、競馬や競輪と異なり3連単の的中確率は欠場艇やフライング艇といった事故要素が無い限りはボートレースは一律として1/120で統一がされています。
一般的に高配当のラインと呼ばれる万舟(100倍以上)を的中させてもそこまでに投資金額がかさんでは意味が的中という喜びは得ることが出来てもギャンブルで勝つことは出来ません。
効率良く高配当を狙うためには「買わない物を決める」、「こういう展開だからこういう高配当になる」という展開図を頭や絵、文字にまとめ納得のできる舟券の買い方を心掛けましょう。
継続と分析・断固たる決意
点数を絞った上で高配当を狙うと当然のことながら1日を通じて何も当たらないことも珍しくはありません。ここで大事なのは「今日はダメだったから次は的中を重視しよう」、「やっぱり穴を狙うには点数を広げよう」と方針をその都度変えないことです。
買い方を迷っている暇があるのならば「なぜ今日このレースを当てることが出来なかったのか?」を分析して展開、モーターの、買い方などの反省をして次に生かすことが大事となります。
高配当という魚を待つ勇気
穴党と呼ばれる人たちは、どうしても「全てのレースが荒れる」と決めつけて高配当を狙おうと意気込む傾向があります。しかし釣りと一緒でボートレースの中には小さい魚(低配当のレース)と大きな魚(高配当のレース)が混ざり合っています。その大きな魚を待つ冷静が出来るかは効率よく高配当を狙う上で大事な要素となります。
その思考は時に「ギャンブルに絶対はない」という格言通り、通常の人では的中することが出来ない特大配当にたどり着くこともありますが衝撃的な一部分が印象的なだけであって多くの場合で失敗をしてしまいます。
何よりも試行回数を増やせば確かに高配当を取れる回数は増えますが、その分だけ失敗も繰り返すことになるため決して効率の良い高配当の狙い方とは言えません。
「このレースは荒れない」、「このレースは順当」と舟券を買う前にレースを見極めて点数に強弱を付けたり、そのレース自体を買わないことでリスクを最小限に抑えて高配当を狙うことが出来ます。
高配当に特化した予想を活用
ボートレース場やコンビニエンスストアで発売されている専門新聞、スポーツ新聞、そしてインターネットにて販売されている競艇予想サイトを活用するのも高配当を狙う上では1つの方法です。
ギャラクシー組番 436 倍率 63.0倍 払戻金額 ,63,000円 的中・不的中 的中
ZONE日時 6月12日 レース数 尼崎8R 結果 6-3-1 倍率 440.4倍 払戻 440,400円
「競艇予想サイト」はLINEの友達登録を行うことで即日で利用をすることが出来るので登録が可能。専門の記者、元ボートレーサー、そしてAIなど様々な情報やデータを分析して作り上げた予想が配信されており高配当を狙うといっても舟券の点数自体は12点~15点と実は最少限に抑えられています。
記者や競艇予想サイトの中には的中よりも高配当に特化をした分析、予想を得意とするプロもいるためその予想は素人の我々では考えられない破壊力を生み出します。
競艇予想サイトを活用して高配当を狙う
競艇で勝負するなら、ただ的中率を追いかけるだけでは大きな収支アップは難しいものです。特に高配当を狙う場合は、安定したイン逃げ予想ではなく、展開の崩れや穴選手の台頭を見抜く必要があります。しかし、すべてのレースでそうした穴要素を一人で分析するのは簡単ではありません。
そこで活用したいのが競艇予想サイトです。これらのサイトは膨大な過去データや選手傾向、モーター評価、さらには当日の風や波といったコンディションまで分析し、高配当を狙えるレースや買い目を提案してくれます。特に高配当向けプランを用意しているサイトでは、あえてリスクを取った穴狙いの予想を公開している場合もあります。
もちろん、予想サイトの内容を鵜呑みにするのではなく、自分の目でもしっかりと確認する姿勢が重要です。ただ、情報収集の手間を減らし、効率的に穴レースを絞り込むためのツールとして、予想サイトは非常に有用です。
高配当を狙うなら、まずは信頼できる予想サイトを見つけ、試しに少額から活用してみるのがおすすめです。自分の予想と照らし合わせることで、視野が広がり、新たな舟券戦略が見えてくるかもしれません。
下記のリンクでは高配当を狙える優良競艇予想サイトだけを紹介。是非こちらも併せて参考にしてみてください。
高配当を効率よく狙う
まとめ
競艇で高配当を狙うには、単に大穴に賭けるのではなく、展開の崩れや選手・モーターの調子を見極め、的確に穴を突く戦略が必要です。リスクを抑えるためには、予想の裏付けをしっかり持つこと、点数を絞る買い方、そして予想サイトやデータ分析を上手に活用することが重要になります。
高配当舟券は一発の破壊力が大きい分、狙いすぎると資金が持たなくなることもあるので、自分の資金管理やレース選びの軸をきちんと決めておくことも忘れないようにしましょう。高配当は決して夢物語ではありません。着実な戦略と冷静な判断で、少しずつ「当てる力」を積み上げていきましょう。
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