清埜翔子(埼玉支部)<苦労人が報われる瞬間へ>
2023年12月31日、ボートレース多摩川にて開催されたPG1クイーンズクライマックスは埼玉支部の浜田亜理沙の優勝によって幕が閉じた。
かつては広島支部に在籍も同期の中田竜太との結婚を機に支部を移籍し女子レーサーの大半がB級の支部において孤軍奮闘する活躍は多くのファンが知るとおりだ。
そんな埼玉支部において生え抜きのA1級レーサーとして2024年より仲間入りを果たしたのが今回紹介する清埜翔子だ。
デビューから長らくB級に在籍しながらも師匠から高く評価された部分とは?そして確かな努力の先に手に入れた物とは?
デビュー12年目して初のA1級昇格を果たした清埜のこれまでを紹介していく。
清埜翔子とは
清埜翔子選手の情報を紹介していきます。
プロフィール
名前 | 支部 | 期 |
---|---|---|
清埜翔子 | 埼玉 | 111 |
清埜翔子(せいの しょうこ)は111期生として2012年11月にボートレース戸田にてデビュー。初勝利は1年4ヵ月後の2014年2月にデビュー水面と同じくボートレース戸田で挙げた。
選手になったきっかけは父親がボートレース好きで幼少期より選手になってほしいと言われていたことが始まり。ボートレース戸田には父親と一緒に遊びに来ていたが当初は選手になるのは否定的で場内になるキッズランド(ゲームセンターなどの憩いスペース)にいる方が楽しかったと当時を振り返っている。
しかし高校生になり進路を決めるとなった際に一度きりの人生で変わったことをしたいという気持ちが芽生え幼少期に父親に言われたボートレースの世界へと飛び込むことを決意した。
しかしそこからの道のりは険しく養成所試験に4度失敗し一時期はボートレース戸田の艇運のアルバイトを行っていた時期を乗り越え5度目の受験に合格。
※艇運:レースを行う舟を架台に乗せて運搬、洗浄をする業務。フライング休み期間中の現役ボートレーサーが収入獲得のためのアルバイトとして行うこともある。
養成所にて行われる同期リーグでは1度の優出、勝率4.22という成績にて卒業しデビューに至った。
2022年10月にボートレース住之江にて初優勝を飾ると翌2023年にはボートレース江戸川にて2度目の優勝、同年には審査期間中が自己最高の6.40をマークし2024年1月よりデビュー12年目にして初のA1級昇格を達成。
2024年1月にはボートレース尼崎にて行われたG3 オールレディースでは1号艇で圧倒的支持を受けていた前年のPG1 クイーンズクライマックス覇者であり同支部の先輩である浜田亜理沙を4コースからの捲りで撃破し3度目の優勝を大金星で飾った。
111期の主な選手
中村晃朋(4739)
2019年にG3ウエスタンヤングにて初優勝を飾り近年はA1級の常連として全国で活躍。
妹の中村桃佳もA級レーサーとして早くから台頭しG2優勝など兄妹揃って香川支部を代表するレーサーとして成長。
うどん大国香川県出身で実家は「セルフうどん麺太郎」といううどん屋を経営しておりその開業資金を兄妹で出し合った。
竹井貴史(4737)
2016年に初優勝を飾り近年はハイレベルな福岡支部の中でA級の座をキープし続けている。
姉の竹井奈美は女子ボートレース界の中心を担う1人であり姉弟揃って全国各地で活躍。
佐藤謙史朗(4729)
111期生きってのムードメーカー。
最寄り駅からボートレース場まで選手の多くがタクシーを利用する中で荷物を抱えながら徒歩でレース場へ向かいその様子をSNSやYouTubeチャンネルにて公開し人気を獲得。ファンからは「サトケン」の愛称でも知られる。
連続斡旋祭りもいよいよ最後となりました😊 江戸川→(中0日)浜名湖→(中0日)江戸川→(中1日)江戸川…
1ヶ月に江戸川3節も走れる私は幸せ者です…😭 がしがし‼️💥結果を残さなければこれだけ走ってる意味ありません🔥 三度目の正直です…次こそは最終日の12レース走れるように頑張ります💪… pic.twitter.com/EKYdmSNS6r— 佐藤謙史朗 (@satoken4729) December 7, 2023
福岡支部の選手ながらボートレース江戸川をこよなく愛している変わり種で大学時代にはオリンピックのメダリストである内村航平と同じ体操部にも所属をしていた。
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人物相関図
愛されキャラでもある清埜翔子の人物相関図をここからは見ていきます。
師弟関係
師匠を務めるのは埼玉支部の兄貴分「ひろみちお兄さん」こと須藤博倫。
清埜の努力する姿を誰よりも評価しているのが師匠の須藤であり弟子入り当初から「古風で地道に1段1段良くなるタイプ」、「真面目で素直、好奇心もあってレーサーに向いている」と時間はかかるが素質が花開くことを誰よりも応援していた。
そしてその努力の甲斐もあって2022年に念願の初優勝を達成した際には優勝後の水神祭インタビューにて師匠への感謝の言葉を述べA1級に昇格にした2024年にはG1関東地区選手権(2/3~ボートレース平和島)にて目標であった須藤との記念レースの同時斡旋の夢を実現し初日の5Rでは須藤が2枠、清埜が4枠にて激突した(結果は須藤が3着、清埜が4着)
2024年のボートレース尼崎での優勝後の表彰式にて「不器用なので1歩ずつ少しずつ成長できればと思っています」と清埜はコメントを残しておりA1級に昇格した今後も彼女の成長と進化の旅は続く。
友人関係
明るい性格に加えて大のお酒好きということもあって全国各地の男女のレーサーとの交流がある清埜。
今回はその中で3つのエピソードを紹介していく。
同県同期である島田なぎさ、大豆生田蒼とは長年の友人で旅行へ行ったり遊びに行く関係。
同時に若手時代よりライバルと公言し意識をし合う存在でありお互いの良いところを認め合いつつもここだけは負けないという長所をそれぞれ掲げ合っている。
お嬢様レーサーとしても知られる富樫麗加からは「清ちゃん」と呼ばれており富樫は自身の連載するコラムにて「清ちゃんの笑顔は周りを元気にする力がある」、「いつもニコニコしていて笑うたびにイラストのカモメのような眉がピクピク動いて、とってもかわいいんです」と仲の良さを度々アピールしている。
清埜本人が不在の節間にも関わらず6期下の出口舞有子主催でボートレース蒲郡にて初優勝の水神祭が開催された(蒲郡のマスコットキャラクターであるトトまるの人形に顔写真を貼り水面に投げられ須藤と同期の大瀧明日香は師匠代理として出口と共に飛び込んで行った)
ポンコツ会
大庭元明や西山貴浩が中心となり全国にその勢力を広げる「ポンコツ会」の一員。
西山や大庭と面識がほぼ無いにも関わらず出口舞有子や倉持莉々によってグループLINEに加入させられて強制的に加入することとなった。
なお清埜の師匠である須藤もポンコツ会の一員で清埜と同様に強制で加入。
しかしその後はポンコツ会のトークショーに参加したり、西山の自宅に5泊するなど福岡支部が中心のグループの中でも一際存在感を発揮。
エピソード
最後に清埜翔子にまつわるエピソードを紹介していく。
趣味・特技
趣味はゴルフも人に呼ばれたら出るタイプで基本は家の中で韓国映画(ドラマ)を観ることを楽しんでいる。
学生時代は中学~高校とバスケ部に所属し高校時代には関東大会にも出場。上下関係、練習が厳しかったことから養成所のトレーニングと比較し高校時代がきつかったと当時を振り返っている。
あだ名
選手間では「清ちゃん」、「しょこちゃん」と呼ばれている。
ボートレース江戸川のYouTube配信にて演者の1人が「しょこたん」と呼び始めたのをきっかけにファンの間ではこの愛称が広まっていった。
結婚
2024年1月段階ではまだ結婚を公表をしていない。
26歳の頃に行われた取材にて結婚について聞かれた際は「したいです。願望はあるんですけどビジョンを立てると失敗するのでいくつになってもしたいです」と自身の結婚観を語っている。
当時の好きなタイプとして「芯が通って見習える人」を挙げているが一方で面食いのイケメン好きであることも公表している。
待望のA1級に昇格しレーサーとして今が一番楽しいであろう近況から結婚はまだ先かもしれませんがこの記事に将来「追記」としてその部分について書ける日が来ることをしょこたんファンの1人として陰ながら応援しています。
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まとめ
長く厳しい時期を乗り越えいよいよトップレーサーの仲間入りを果たした清埜翔子。
埼玉支部に現れた待望の女子の生え抜きのエース候補は多くの人に支えられ応援する私たちファンに応援される要素を数多く秘めた苦労人。
しかしその苦労が報われ私達ファンを更に楽しませるそんな日が来るのも決して遠い未来ではないのかもしれません。
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