2代目 金龍襲名!金子龍斗プロデビューへ
2023年11月10日からボートレース尼崎で開催される「にっぽん未来プロジェクト競走in 尼崎」にて133期生の金子 龍斗がプロデビューを迎える。
父はA1レーサーとして長年に渡り活躍し「金龍」の愛称で親しまれながらもレース中の大事故で現役を引退した金子 龍介という2世レーサーが「第二の金龍」として尊敬する父を超えるべく強い決意を述べた。
選手情報
支部 | 期 | 登録番号 |
---|---|---|
兵庫 | 133 | 5329 |
金子の曽祖父が海龍という船を製作したことにちなんで金子家では代々に渡り名前に「龍」を入れることが名前の由来となっている。
ボートレーサーとして活躍する父親の姿に憧れ同じ職業を志すようになり2022年10月に1200名を超える希望者の競争を潜り抜け第133期生として養成所へ入学。
養成所内の同期リーグでは勝率6.61の好成績を残し成績上位生による養成所チャンプ決定戦にも出場を果たした(結果は5着)
G1優勝を2度果たすなど2020年までボートレーサーとして活躍した原田 富士男が担当教官を務めており「全体的に良い。体重の軽さと1マークまでの判断が抜けている」と同期内でもお墨付きの評価を得ている。
憧れの父を超えて
2021年8月にレース中の事故で脳内出血の大怪我を負い2023年4月に現役引退が発表された父の金子 龍介との競走は実現することはなかったが目標を聞かれると「尊敬する父、金子 龍介を超えること、2代目キンリュウと言われるレーサーになりたい」と力強く宣言をした。
レース中の大事故や長きに渡る厳しい日々をそばで見てきたとしてもボートレーサーとして父親に代わって走りたいと気持ちを奮い立たせたその精神は多くの人を将来間違いなく魅了することになるだろう。
思い返せば父の龍介はベテランの域に達した2018年にF3によるB2落ちを経験しながらもA1級へ復帰しSGの舞台へ返り咲いた不屈の精神の持ち主であった。息子である龍斗にもその精神はきっと受け継がれておりいつの日か父が成し遂げることの無かったSG優勝の舞台に立つ日が訪れるかもしれない。
今はその舞台へ大なり小なり進んで行く金子の姿を応援して行きたいと思う。
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