ボートレース芦屋は福岡県遠賀郡芦屋町にあるレース場。
公営競技では初めてモーニングレースを開催し、他の場や他の競技の先駆け的存在となった。
周年記念として全日本王座決定戦が行われている。
支部戦として芦屋では、正月は福岡県内選手権大会、ゴールデンウィークにはゴールデンウィーク特選レース、お盆にはオール九州選抜戦が行われている。
ボートレース芦屋(芦屋競艇場)水面特徴
水面は東西方向に横たわっている。水質は淡水で硬めである。
夏季は向かい風、冬季は追い風傾向となりやすい。
ピットから2マークまでの距離はそれほど遠いわけではないが、待機行動の時間が1分40秒とやや短めであるため、インの起こしが楽になりやすい。
また1マークの対岸には自然の植生で覆われているため、消波装置のような役割を果たしている。
ボートレース芦屋(芦屋競艇場)企画レース
一般戦
1R | サンライズV戦 | 1枠にA級レーサー |
2R | サンライズW戦 | 1・4枠にA級レーサー |
3R | サンライズX戦 | 1・3・5枠にA級レーサー |
4R | サンライズY戦 | 1枠にA級レーサー(進入固定戦) |
5R | サンライズZ戦 | 1・2枠にA級レーサー |
7R | 進入固定戦 | オールB級戦 |
8R | 昼どき戦 | 1枠にA級レーサー |
(2・3レースにおいては1枠以外のA級選手の方が成績やモーターが優勢の場合が多い。)
ボートレース芦屋(芦屋競艇場)舟券攻略
全体の傾向
芦屋の特徴としてはとにかく企画レースが多いこと。
日によってはB級のインが多い6Rと、7Rの進入固定戦を除き1枠にはA級レーサーがずらっと並ぶことも多く、その分もあってか全国24場中で大村や徳山に続くイン勝率の高さを誇っている。
この企画レースの番組の意図を読み取ることで、朝から舟券のリズムを作っていくことになるだろう。
1マークは自然の消波装置のおかげでコンクリート壁に比べると波立つことも少なく、危険度も低いことから安心して全速旋回ができる。その点に加えて一般戦のA級選手のインとあって逃げの率が高まっているのだ。
本命党には基本的にはインからの組み立てが最も的中の近道だろう。
インからの狙い目としては確率からしたら1-2,1-3が他より抜けて18%~21%の出現率だ。
しかし配当面では期待ができないことに注意をしてほしい。
オススメとしては2Rで4が攻めたときに展開が向くこと、3Rでは自らまくり差しに動いても着がとれるA級選手が入ることが多いことを理由として1-5を狙いたい。
割合と平均配当を計算しても
1-4 | 12.4%(592円) |
1-5 | 7.1%(1132円) |
※カッコ内は平均配当
というように妙味としては1-4より1-5。
また、1-2や1-3ともそれほど計算上では大差があるわけでもなく、中穴程度までは1-5から流すなどの方法である程度なら拾っていけるはずだ。
穴狙い人向け
穴党にはレース番号別で紹介をしたい。
1Rでは1枠のA級レーサーは開催後半にいくにしたがって機力や成績で相対的に見ると劣勢であることが多い。
もし攻め手にモーターやスタートで優位な選手がいるようであれば思い切って頭で狙ってみると1枠の選手が2着であっても万舟にありつける可能性がある。
2Rでは基本的に逃げる1に対し攻める4という構図ができやすいため、2着に外枠の2艇を展開面で浮上させることが穴への近道となる。
14-56-14以外になるようであればこちらも万舟は難しいことではない。
3Rでは5号艇の選手の突き抜けに要注意。1・3で張り合う展開になると頭まで見えてくる。
6Rではインの強い芦屋でありながら、番組編成で1枠にA級レーサーを置かない場合がかなり多く、イン1着率が50%にも満たないことが多く、ともなれば展開面で有利に働きそうなセンターから外枠の選手まで視野を広げて狙っていきたいところだ。
ボートレース宮島(宮島競艇場)その他の注目データ
得意選手
出走数では、
岩崎正哉選手や川上剛選手、大神康司選手に原田富士男選手といった芦屋のモーニングで見かける選手らが多く、安定した成績を残している。
1着数では地元の大エース、瓜生正義選手。2位の岩崎選手に90勝もの差をつけてのトップ。
また、大庭元明選手も勝利数上位に食い込んでいる。
他地区からは峰竜太選手が優勝回数や勝率で上位に入っており、記念クラスでは瓜生選手と峰選手ともに中心視ができそうだ。
ボートレース芦屋(芦屋競艇場)ポイントまとめ
①企画レースや8R以降のイン逃げ連発で的中を
②インの相手には2・3を中心に妙味は5
③2・3Rではインと他A級レーサーとのモーター・力量差に注意
④穴目は2・3レースと6Rでの展開をついた予想で
⑤一般戦の岩崎選手、大庭選手。記念では瓜生選手、峰選手に注目