競艇が行われるボートレース場のイメージは、一昔前はギャンブル好きのおっさんがひしめいているイメージがあるが、それは昭和から平成初期の話である。

現在は競馬場のように、家族連れやカップルでも気軽に来場できる明るいイメージに方向転換されており、今やお笑い芸人や歌手がきたり、フードフェスや子供向けのイベントなどが開催されたりと、誰でも楽しめるスポットに変貌している。

ここでは、そんなボートレース場の内部施設を場所ごとに分かれて説明していく。

競走水面

実際にレースを行うメインステージだ。この水面の上を6艇のボートが走り、その順位を予想するのが基本的な遊び方である。

因みに1周は600mで、3周するので1,800mが競技の長さだ。

この水面は大きく分けて、天然物と人工物の2種類に分けられる。

1.天然の水面

レースを行う水面が、海や湖、川の場合だ。海なら潮の満ち干きや潮流や浜風も計算にいれなくてはならず、湖や川も水位や風の影響で水面がさざなみを打つなど、どれも気象の影響を受けやすく、予測しきれない要素が入るワイルドな水面だ。

2.人口の水面

水面を張った巨大なプールで行うのだが、こちらは天然の会場ほどは気象の影響を受けないのが特徴で、内陸部でも会場を建設して競技を楽しめる利点がある。

座席

一般席

入場料さえ払えば、何処でも自由に座って良い座席。最前列では、レースを間直に見られて、大迫力で楽しめる。

有料指定席

所謂、VIP席だ。入場料とは別に各会場毎に定められた、追加料金を払うことで入れる特別ラグジュアリーな空間にある座席だ。ペア席や女性専用席やシルバー席など色々な種類の座席が会場によって用意されている。

インフォメーションコーナ

舟券の買い方が分からない。過去のレースの結果を知りたい。落し物をした。会場ないで困った時には、なんでも気軽に尋ねてみれば、親切に対応してくる。

お食事処

どの会場にもレストランが最低でも一店舗は入っており、途中でお腹が減っても安心だ。

特別施設

江戸川ボートレース場の美術館や、芦屋ボートレース場の展望台などが有名で、イベントホールがある会場も多くある。

まとめ

ボートレース場は、競艇の舟券を買って遊ぶ人はもちろん。それだけではなく様々な層の人がそれぞれの目的で楽しめる複合施設として進化している。

会場によって施設や入っているショップなども違うので、色々な会場に足を運んでみるのも面白く、それぞれの地域の個性や特色をきっと楽しめるだろう。