常住蓮(佐賀支部): 佐賀三銃士の最終兵器
常住蓮は佐賀支部に所属するボートレーサー。
末永和也、定松勇樹に続いて3期連続で養成所のチャンプとして鳴り物入りでデビューをした佐賀支部三銃士のこれまでとは?

常住蓮の経歴
数々の試練を乗り越え・・・

選手情報

常住蓮 写真

支部
佐賀126

幼少期


常住蓮は佐賀県唐津市出身。
唐津市立海青中学校、唐津工業高校卒業のまさにお膝元レーサーです。

祖父がボートレース好きであり幼少期から共にボートレース唐津にも遊びに通っており、自身もボートレーサーを志すようになりました。

常住蓮 学生時代 写真

唐津商業高等学校在学時から養成所試験を受け続けており4度目の挑戦で合格。
在学時から土木系の科目を得意としており、道路やコンクリートに関する知識は豊富であることを自負しています。

養成所時代

養成所で早くから頭角を現し同期リーグでは優出5回、優勝3回、勝率7.93と126期生の中で断トツの成績を記録。
担当教官からも「向上心も高く操縦センスは期でナンバーワン。もう少し周りにも目を向け全体の底上げに貢献して欲しかった。妥協しない姿勢を貫き通せば必ず活躍できる」と高い評価を受けていました。

当然ながら成績優秀者による終了記念競走にも1号艇で出場し見事に優勝を飾っています(コロナウイルス蔓延により無観客で実施)

しかし2期上の末永和也、1期上の定松勇樹と佐賀支部所属予定の候補生が立て続けに養成所チャンプに輝いていたことから3連覇へのプレッシャーを抱えながらの苦しい戦いであったと常住蓮は後に振り返っています。

そして好成績を収めた新人にだけ許されるB1級同等の扱いにより多くの斡旋を受けれる状態にてボートレーサーとしての幕が開きます。

期待と反省のデビュー当時

2020年5月にボートレース唐津でデビュー。
養成所チャンピオンの肩書きもあり注目を集める中いきなり4着と先輩レーサー達に先着を果たします。

しかし節間中のプロ5走目にしてフライング失格を経験。
その反動もあってかまさかのデビュー期に1勝も挙げることが出来ず初勝利は2021年1月27日とやや時間を要しました。

K

「養成所チャンプということで少しちやほやされて、その後のデビュー節でフライングしてしまって・・・。それからはレースで経験を積むことが大切と考えて走ってきました」

とデビュー当時の自分自身の驕りをこの時に反省しています。

大物食いで注目を集める

2022年に行われた九州地区選手権にA2級へ昇級。
同年の九州地区選手権で早くもG1初出場を果たすことになります。節間3日目には進入合戦が激しくなる中で外からの捲り差しを決めG1初勝利を達成。
地区毎のレーサーが集まるG1レースとはいえ、福岡、佐賀、長崎の3地区を代表するA級レーサーが集結する激戦区の中で当時21歳のルーキーが確かな見せ場を作る1節間となりました。

後遺症を生み出すF2

2023年に今度は2か月続いてのフライング失格。
3ヶ月間の出場停止によりここで一度勇み足を挟む形でA1級への出世が遅れる形となりました。このフライング事故は常住蓮のスタートへの恐怖症を生み出すようになり、以降のイン戦でのスタートミスへ直結する課題としてその後も重くのしかかっています。

待望の初Vから飛躍

2024年3月に地元ボートレース唐津で初優勝を達成。
2022年の初優出から12度目の挑戦であり地元に集まった関係者、ファン、そして本人にとっても大きな1勝となりました。同年には合計で3度の優勝、年間を通じて10度の優出と安定したパフォーマンスを発揮。
翌年にはルーキーシリーズを中心に一般戦で7度の優勝を飾り上のステージを見据える選手へ飛躍を遂げます。

SG戦線へ

2026年に前年の優勝回数にてボートレースクラシックへの出場権利を勝ち取りSG初出場を達成。
末永和也、定松勇樹、常住蓮の「佐賀のだんご三兄弟」がこの大会では揃い踏みに集結しました。3日目にはSG初勝利を達成。そしてこの節間ではグループのトップである峰竜太がSG優勝を飾り大きな刺激や成長は後の活躍に影響を与えます。

G2優勝で地元SGへ

2026年7月にボートレース児島で行われたモーターボート大賞 全国地区代表戦にてG2初優勝を達成。

シリーズリーダーとして迎えた準優勝戦では課題のイン戦でミスを犯し外の艇に先頭を許す場面もありましたが、抜きで何とか勝利を飾り優勝戦へ進出。優勝戦ではST0.01秒の全速スタートで飛び出し一気の先マイに成功。
隣の篠崎仁志がスタートの速さに躊躇し放るほどのギリギリの駆け引きはボートレース児島の名物実況である椛島健一も「1コースあぶなぁぁぁ!!!」と思わず絶叫させました。初のタイトルに加えて翌年3月に地元開催のボートレースクラシックの優先出走権利を獲得。

レース後には「本当にうれしいの一言に限ります。まだまだ未熟ですけど、これからも一生懸命頑張っていきますので応援よろしくお願いします」と力強く今後への抱負を述べました。

常住蓮 エピソード

師弟関係

師匠

常住蓮 師匠

常住蓮の師匠は同じ佐賀支部の山田康二。
峰竜太が数多く抱える弟子の1人でありG1優勝経験も豊富な佐賀支部の実力者です。

デビュー期にフライングや周囲の期待に応えることが出来ず伸び悩んでいた常住蓮に対し「失敗を恐れずに自分のレースをしろ」「焦らなくていいから、1レースずつ確実にプロの走りを覚えていこう」とアドバイスを送りました。

それ以降練習に励み周囲の期待に応える選手、そして「いつかは師匠を追い越したい」という強い野心を抱く選手への階段を1段1段登って行くことになります。

弟弟子は幼馴染

常住蓮 弟弟子 常住蓮 弟弟子

5期下の131期生の小玉啓太、7期下の川辺郭人とは幼馴染。
この3人はいずれも山田康二に弟子入りをしているため、常住蓮にとっては弟弟子の関係にあたります。

小玉啓太がボートレーサーを志したのは常住蓮の活躍に刺激を受けたことが理由であり、務めていた仕事を辞めてボートレースの世界への転身を果たしています。

初めての特集は学級通信

デビュー直後の2020年6月に自信が卒業した唐津市立海青中学校の学校通信で卒業生代表として特集が組まれました。

「中学校時代は、授業、部活動など何事も一生懸命にやることが大切です。また、時間を守ることなど規則正しい生活をすることも大事だと思います」

唐津市立海青中学校 学校通信 №3 先輩達も頑張っています!

と養成所にて培った団体生活での時間厳守の姿勢や生活の取り組み方や、ボートレーサーを志した理由、祖父からかけられた言葉、ボートレーサー養成所試験の仕組みを自身の後輩達へレクチャーしています。

特技

野球、ゴルフ、ボーリング
小学生の時から野球部に所属し内野手としても活躍をしています。

常住蓮 まとめ

若手筆頭として、破竹の勢いで成長を続ける常住蓮選手。偉大な先輩たちの背中を追いかけながらも、彼が築く新たな時代から目が離せません。

今後も佐賀の、そして艇界の未来を担う常住選手の走りに熱い視線を送り続けましょう。

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