
ボートレースびわこで開催中の「日本モーターボート選手会会長賞」3日目(4月22日)、シリーズの流れを大きく揺るがす異例の事態が発生した。
準優勝戦を目前に控えたタイミングで、末永和也(佐賀支部)、為本智也(福井支部)の2名の選手がそろって欠場となったのである。
発表によると、いずれも理由は
内部規定違反(整備協力)
と論ずるに値しない理由となっています。
■ なぜ問題になるのか 鍵を握る「整備ルール」

内部規定違反の具体的内容は公表されていないが、ボートレースにおいて特に重く扱われるのが
整備に関する違反(整備作業強力)
だ。
現在のボートレースでは「自主整備制度」が採用されており、
モーター調整は選手本人が単独で行う
ことが原則となっている。
- 整備は選手1人で実施するのが基本
- 整備士からの助言は可能
- 緊急時のみ許可を得て作業補助が認められる
つまり、
選手同士で整備を手伝う行為は原則禁止
とされている。
これは整備力そのものが選手の実力の一部とされているためであり、もし他者の介入があれば、本来の実力差が歪められてしまう。
そのため整備違反は単なるルール違反ではなく、
レースの公平性を揺るがす重大問題
として扱われる。

両者は同じ124期出身の同期であり、この関係性が整備協力という事案を誘発させる引き金となりました。
■ 整備協力の歴史は繰り返された
今回の事案は、今後「褒賞懲戒審議会」で審議されることは間違いありません。

整備協力による出場停止処分は非常に珍しく、前例として2009年3月に峰竜太が支部の先輩である西和則の整備を手伝ったことで即日帰郷を受けた例があります。
その後3ヶ月間の出場停止を命じられており、峰竜太はこの年の新鋭王座決定戦などの出場を見送る事態となりました。

皮肉にもグループのトップである峰竜太と同じ重大なトラブルを引き起こしてしまいました・・・。
■ SG戦線への影響

今回の一件により末永和也のSG戦線の長期間に渡る離脱が確定しました。
褒賞懲戒審議会で処分された場合、以下の理由により約1年半から2年間に渡りSGへの参加が認められなくなります。
また既に斡旋が決定しているボートレースオールスター、グランドチャンピオンの2つのSGについても外される可能性は極めて高い。
- 出場停止中は全レース出場不可
- SG選考期間と重なると出場権喪失
- 賞金・実績の積み上げが困難になる

昨年はグランプリにも出場。
来年3月には地元・唐津でのクラシック開催も控えていた中でのまさかの緊急事態。
絶好調だった佐賀支部を牽引していた若きエースは一体なぜこのような重大な事故を引き起こしたのか理解に苦しむ。
■ まとめ
今回の件は単なる欠場ではなく、ボートレースの根幹である「公平性」に関わる問題の可能性がある。
特に整備ルール違反であれば、その影響は極めて大きく、今後どのような処分が下されるのか注目しておきたいです。
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