小原聡将(東京): 世界の舞台で活躍する水上二刀流レーサー
管理人・K
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小原聡将は東京支部に所属をするボートレーサーで2025年8月8日にデビューから6年目に待望の初優勝を飾りました。

しかし小原聡将にはボートレーサーとして活躍をする一方でもう1つの顔があることを皆さんはご存じでしょうか?

世界を股にかけ日本の代表としても活躍をする一風変わった二刀流ボートレーサーを今回は掘り下げていきます。

小原聡将
これまで

選手情報

小原聡将 写真

支部
東京125

125期は定松勇樹、砂長知輝、同じ東京支部では上原峻らを輩出しています。

水上競技のサラブレッド

1994年に千葉県の市原市で生まれた小原聡将。

水上バイク(ジェットスキー)の世界チャンピオンである父親と全日本チャンピオンチャンピオンの母親を持つまさにサラブレッドで父親は専門店も行っていました。

3歳の時にレーシングカートでモータースポーツの世界に触れるとモトクロス、四輪バギーなどを経て12歳の時に両親と同じ水上バイクの世界に挑戦。

日本では通常だと15歳9か月を過ぎないと免許の習得が出来ませんが、当時アメリカに両親の応援に駆けつけていた小原聡将は父親の「マシンが1台余っているから出てみたら?」と言う些細なきっかけと、アメリカでは免許が必要ないことからジュニアの世界選手権に練習3日で挑んだところ11位という成績を残しました。

エピソード

この出来事以降、免許習得までの期間は日本と海外を行き来しており14歳の時にドバイを拠点とした短期留学も経験。

SAMURAIという愛称で他国の選手達から呼ばれており、これは自身のinstagramのハンドルネーム「samurai1toshi」の由来ともなっています。

世界を舞台に活躍

小原聡将 写真
画像: https://decollouomo.com/apps/note/story-vol-06-toshiyukiohara/

16歳となった小原聡将は免許を習得し全日本選手権に参戦をすると見事に全日本チャンピオンを制覇。

18歳になるとプロのライセンスを習得してからは「世界最年少プロライダー」という看板を背に世界各国で活躍を収めつつ、本拠地は日本に置くことで千葉工業大学を卒業。

それと同時に水上バイクの魅力や世界を伝えるべくテレビ番組を中心にメディア活動にも着手。様々なアスリートが登場することでもお馴染みのフジテレビ系列スポーツバラエティー番組「ジャンクスポーツ」にも出演をしています。

逸話

世界初となるジェットスポーツを主題とした卒業論文を製作しスポーツ科学の学会で発表しました。

バイクレーサーからボートレーサーへ

小原聡将に再び転機が訪れたのはまたしても父親からの1つの提案でした。

この世界で稼いでいくのは厳しいぞ・・・」それはかつて同じ舞台で世界の頂点に立った父親だからこそ知りえる発言でした。

残念ながら日本はもちろん世界基準で見てもマイナー競技と呼ばざる追えない水上バイク。大会次第では優勝で百万単位の賞金が出ることもあるとはいえ世界各国を行き来しながら得られる対価と決して釣り合ってるとは言いにくいことは小原聡将も理解はしていたのか、大学卒業を控え「趣味として続けるのか?」「プロの選手として続けるのか?」という葛藤が生まれ始めました。

小原聡将 写真

結論として大学卒業後に1年間だけ水上バイクレーサーとして活動を行った上でボートレーサー養成所試験の特別枠を利用し125期生として養成所への入所を決断。合格の有無に関係なくこの試験を最初で最後の挑戦と決めており、ボートレーサー予備校に通うなど入念な下準備を重ねた上での挑戦であったと後に本人は振り返っています。

2018年9月30日の入所前日には自身のFacebookにて水上バイクの無期限の活動休止を表明(この活動休止は2022年まで続くことになります)

特別枠とは?

モータースポーツ大会成績優秀者、オリンピックなど世界レベル大会の日本代表、その他競走会が認める者を対象とした試験枠。

小原聡将の他には同じ東京支部の123期生である國分将太郎が「ジェットスキー World Finals 世界大会 ProSkiGP 1位」の活躍で認められ特別枠を利用し入所、後にデビューを果たしています。

 

評判通りの養成所時代

一般的に「対等な位置から誰もが始まる世界」、「全員が初心者」と言われるボートレーサーという職業。

ボートレーサー養成所 練習

稀に候補生の中には「船舶免許を取得している」、「学生時代にボート部に所属をしていた」という多少なりの舟に関する経験や知識を携えていることはあっても「小学生の頃から世界でボートの大会に出ていた」というエピソードを携えて養成所に飛び込んでくる候補生は異例であり、実技が始まるとその前評判通りの活躍を披露。

同期リーグでは勝率7.00、7戦で全てで優勝戦に進出と優勝こそ出来ませんでしたが、成績優秀者による修了記念競走(通称 養成所チャンプ決定戦)にも選出され準優勝に輝きました

小原聡将 同期

125期の優勝者(養成所チャンプ)に輝いたのは後のSGレーサーである定松勇樹。

同期リーグの全てで優出と果たしながら優勝に手が届かったのも定松勇樹が6優出5優勝という驚異的な成績を残していたことが一因であり125期の同期リーグは常に定松勇樹、小原聡将を中心に回っていました。

バイクとボートは別物

2019年11月7日にボートレース平和島でデビューを迎えた小原聡将でしたが、その後に初勝利を挙げたのは翌2020年6月20日と養成所時代の前評判を考えると時間を要してしまいました。

水の上にいるだけで99%違う」という水上バイクとボートの違いに養成所時代から戸惑っており、水上バイクで培ったハンドルテクニックは差しに特化していたためか瞬時の判断で外を豪快に握るレースが出来ないことに苦戦を強いられていました。

ちなみに・・・

若手のボートレーサーは握る(捲る)方を習得しても差しに構えることを苦手とする傾向が強くこのようなケースは稀。

牙をむく江戸川水面

そんな小原聡将は2023年5月にボートレース江戸川で行われた「秋川渓谷カップ・第47回サンケイスポーツ杯」にて1号艇で優勝戦に進出。

この節間中は既に2度のイン戦を制していたことから人気の中心に支持され挑んだ大一番でしたが、後続の攻めを振り切り迎えた1周目2マークにて波にボートが飲み込まれ操縦不能となるとそのまま転覆。後続艇にも乗り上げられる事態となりレース後は救急車で搬送され脳震盪の診断を受けました

これだけでは終わらずこの2年後の2025年に行われた「Sammyカップ 男女W優勝戦」でも再度1号艇で優勝戦へと駒を進めまたも初優勝のチャンスを獲得。

しかしここではトップスタートとなる0.11秒で踏み込みを決めたにも関わらず2コースの中辻崇人のチルト2度からの驚異的な行き足からのツケマイ捲りを浴び一気に後退(結果は6着)

かつてはフレッシュルーキーにも選出された経験のあるボートレース江戸川の1コースは小原聡将に微笑むどころか試練を与え続けました。

当時の事故のイメージ、中辻崇人の仕上がりが良かったということも影響してか優勝戦にも関わらず②-③-④の決着は3連単22.5倍(8番人気)と本線寄りでした。

待望の初優勝

2025年8月8日、ボートレース丸亀で行われた「日本財団会長杯~瀬戸内オーシャンズX~」にて1号艇で迎えた優勝戦にてしっかりと逃げ切りを決めて遂に初優勝を達成。

3周を終えてゴール前では左手をド派手に挙げてのガッツポーズは特に印象であり、6年という時間の中で何度もチャンスをフイにしたゆえの時間の長さや、シリーズリーダーとして不甲斐ない自分の姿を払拭する感情の表れでした

2022年からは再び水上バイクレーサーとして世界各地を転々としながら優勝を飾っている小原聡将。「水上二刀流レーサー」はその刀を更に磨き続けていくでしょう・・・。

 

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小原聡将
エピソード

師匠

同じ東京支部で江戸川巧者として知られる若林将。

若林将も同じく千葉県出身であり、これは若林将の師匠である石渡鉄兵にも共通しています。

差し巧者

水上バイク時代の経験を活かすべく差し構えのレースを好んでおり、それに対応するプロペラ作りへの研究も欠かさない。

群馬支部の毒島誠、関浩哉の両者のプロペラを参考としながら自分の形に微調整を加えることで成績が飛躍をするきっかけとなりました。

結婚・子供

2022年に自身のinstagramにて結婚を発表。

子供もおり、かつての自分のように水上バイクの世界大会の際には同行をしながら表彰台の舞台にも立っています。

小原聡将
まとめ

管理人・K
管理人・K
時にはボート、時には水上バイクによって日本、そして世界の舞台でも活躍を続ける小原聡将。

世界的にも認められている水上バイクの界隈に対して、本業であるボートレースについてはファンの中でも「小原って誰?」とまだまだ知名度が高い選手とは言い難い現状となっています。

しかし活躍をすればした分だけ知名度もお金も稼げるのはボートレースの世界も同様・・・多くの人たちに知られる選手として活躍をするそんな姿が待ち遠しい限りです。

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