
今回は2025年5月24日~25日にボートレース戸田で行われた「THANKS FESTIVAL(サンクスフェスティバル)」へ遊びに行ってきたのでその内容を紹介。
埼玉支部全面協力による戸田市内最大級のイベントではここでしか出来ない貴重な経験の数々が・・・。
サンクスフェスティバルとは?
「THANKS FESTIVAL(サンクスフェスティバル)」は毎年5月下旬の土曜日と日曜日の2日間に渡ってボートレース戸田で開催。
水面では埼玉支部の現役ボートレーサー達が運転するゴムボートへの乗船経験が出来たり、ボートレースとはどのようなものなのか?を来場した一般の方々に経験してもらう模擬レースが行われます。
またボートレースだけでなくメディアホールではアーティストを招待しての無料ライブ、そしてミニステージではボートレーサー達によるトークショーや地域団体の発表会など毎年多くの人たちが会場に訪れる戸田市最大のイベントとなっています。
サンクスフェスティバル
各イベントの詳細について
サンクスフェスティバルの魅力①
ゴムボート乗船
ゴムボートは時間が指定されており事前予約をすることで体験が可能。ただし、乗船の条件として「大人1人以上と子供が付き添い」となっています。
このイベントの最大の目的は「将来ボートレーサーとなりたい」という子供へ夢を与えるための1つの経験の場」であることがこの部分からも読み取ることが出来ます。
サンクスフェスティバルの魅力②
模擬レース
模擬レースは1日2回に渡って開催。
原則として初日が男子レーサー、2日目が女子レーサーとなっており出場選手は当日イベントに参加が可能な10代~30代の支部の選手達が選出されます。
私が行った2日目は女子メンバーによるレースが行われており2戦の枠順、レース内容は以下の通りとなっています。
模擬レース1R(11:30)
枠番 | 選手名 | 支部 |
---|---|---|
1 | 中田 夕貴 | 埼玉 |
2 | 大豆生田 蒼 | 埼玉 |
3 | 平川 香織 | 埼玉 |
4 | 滝沢 織寧 | 埼玉 |
5 | 高木 茉白 | 埼玉 |
6 | 中澤 英里 | 埼玉 |
1走目は先輩達の道中の激しい忖度を受け2025年5月よりボートレース戸田でデビューしたばかりの中澤英里が勝利。
このイベントの勝利選手はウイニングランをする時間が設けられておりデビューしたばかりの中澤の顔見世も兼ねられていました。
中澤の父はボートレースファンなら多くの人がご存じの中澤和志であることから当日会場に訪れたボートレースファンからも大きな声援を受けており今後の活躍が楽しみです。
※予定外のアクシデントとして2号艇の大豆生田がピット離れを失敗したことで進入は①③②/④⑤⑥というまさかの形でレースはスタート。
模擬レース2R(14:00)
枠番 | 選手名 | 支部 |
---|---|---|
1 | 大豆生田 蒼 | 埼玉 |
2 | 平川 香織 | 埼玉 |
3 | 滝沢 織寧 | 埼玉 |
4 | 中田 夕貴 | 埼玉 |
5 | 中澤 英里 | 埼玉 |
6 | 高木 茉白 | 埼玉 |
そして1走目とは異なり本気モードで行われた2走目の模擬レースを勝利したのは2号艇の平川香織。
道中では4号艇の中田夕貴との道中戦を繰り広げるも2周目2マークにて中田がハンドルを上手く切ることが出来ずにあわや転覆すれすれのキャビテーションを発生。想定外の出来事に対応できなかった6号艇の高木茉白の反応が遅れてしまい接触寸前まで行くも無事に回避し6艇ともしっかりとゴール。
直近のG2レディースオールスターにも選出され今や埼玉支部だけに留まらない人気選手の平川に対してもウイニングランでは多くの歓声が上がりました。
サンクスフェスティバルの魅力③
トークショー
トークショーは1回目の模擬レースと2回目の模擬レースの合間に開催。
2025年は初日が佐藤航、中野希一、青木蓮による埼玉若手トリオ、2日目は中田夕貴、平川香織、滝沢織寧による女子3名でしたが、その年によって埼玉支部でその年にデビューをしたルーキーの紹介イベントになる場合もあります。
ファンからの質問に答えたり、中田の師匠である浜田亜理沙や平川の師匠である桐生順平のここだけの㊙エピソードなど盛りだくさんの内容で会場は笑いと驚きの30分でした。
中田と滝沢は武蔵丘短期大学の先輩後輩でデビュー後に滝沢は中田に弟子入りを志願。これによって浜田→中田→滝沢で師弟のラインが出来上がりました。
サンクスフェスティバルの魅力④
飲食
当日は約40店舗の地元の飲食店がキッチンカーや屋台を出店し低価格で飲食を提供。
いずれの店舗も大いに賑わい、行列を作っていました。
サンクスフェスティバルのイベント⑤
アーティスト無料ライブ
2025年は様々なアニメのタイアップソングを務める「TRUE」が来場し2日間で合計4ステージを開催。
残念ながらTRUEと共に来場が予定されていた「DJ KOO」は2025年5月20日に医療機関からの診察を受けた際に安静を命じられ直前での参加見合わせが発表。DJKOOさんの1日でも早いご回復を心よりお祈りしています。
ファンと選手が触れ合える数少ないチャンス
そしてサンクスフェスティバルの最大の特典はなんと言っても「選手と触れ合う時間が多い」という点です。
選手たちはゴムボート運転時間以外は基本的に会場内を自由に歩き回りファンとの交流が自由となっておりサインや写真はもちろん様々な質問を行うことが可能。昨今はイベントや入り待ち、出待ちはもちろん移動時間の接触も禁止されていることを考えるとファンからしたらたまらないイベントとなっています。
なおサンクスフェスティバルに参加する選手は事前に公開される場合とされない場合がありますが、レース当日~2日後(前検や前入りの兼ね合い)に斡旋が無い10代~30代前後の選手が主にゴムボートの運転担当スタッフとして採用されるため推している選手がいる際はしっかりとした準備をして向かうことをおすすめします。
実際に来場したファンの反応
戸田サンクスフェス!
れんれんの猫様を見せてもらった!!タオル畳ませてたの後から気づいた伝えたいことなど応援してますだけなので、サインもらってあたふたして終わったけど幸せです!
このようなイベント、ありがとうございます!青木蓮選手の今後の活躍、楽しみにしてます! pic.twitter.com/e2u3eTGaAy— 🍛きい🍔 (@kiichankt_race) May 24, 2025
任務完了 pic.twitter.com/H55BbEMjBC
— くい (@Kui0901) May 25, 2025
野田昇吾選手に会ってきました( ´w`)
この前の師弟で1.2着のレース写真にサインも、ありがとうございます!@n_shogo23 pic.twitter.com/G3mo5QAtYx— えーみん (@bertrand_eymin) May 24, 2025
サンクスフェスティバル初日のタカくんの写真を載せておきます
オシャレでモデルさんみたいでしたよ✨
タオルにもサインをもらえました
公式タオルを買った時に選手名を控えていたのでどんどんオレンジを買いましょう🧡 pic.twitter.com/ES9VN1GiS8— sei sei (@Luu1121) May 26, 2025
サンクスフェスフェスティバル2025
まとめ
現状の形であと何年このようなイベントが続くのかわかりませんが、この形を崩すことなく選手とファンが触れ合える場として長く続いて欲しいですね。
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