舟券の購入は何歳から？違反するとどうなる？

 

舟券の購入は20歳から

まず大前提としてモーターボート競走法により「20歳未満の者は、舟券を購入、又は譲り受けてはならない」と定められています。

2022年より成人年齢が引き下げられ20歳から18歳となりましたが、競走法の変更は行われなかったため現在でも20歳を迎えないと舟券を購入することは出来ません。

20歳未満でも入場は可能

「舟券を購入出来ない=入場が許されない」というわけではなく各場とも19歳以下の場合は保護者同伴での入場は可能となっています。

家族や子供が楽しめるスペースを作り様々な層のユーザーを取り込む販促についても各場はむしろ積極的に行っており、ボートレースを観る、舟券を買う以外の方法でも楽しめるスポットとして生まれ変わることを意識するボートレース場もいくつか存在しています。

 

舟券を購入した場合の罰則について

それではここからは20歳未満の人が舟券を購入、譲り受けたことが発覚した際にどのような処罰が下るのか？を見ていきます。

罰金刑が存在

モーターボート競走法競走法により20歳未満の舟券の購入、もしくは譲り受けるのを禁止されている者（20歳未満）と知りながら舟券を渡した（代理購入など）をした場合、50万円の罰金刑が定められています。

ただし、この法律が出来た当時と異なり現在では発売は基本的に全て機械、もしくは各々のスマートフォンなどを通じてネットで行われてることから私が知る限りでは「未成年の舟券購入が発覚し罰金を命じられた」というケースは聞いたことはありません。

※バレないから購入して良いという話ではありませんのでご注意ください

主催者が未成年を見極めるために行っていた方法

これは競馬やボートレースがまだ有人窓口にて発売が行われていた時代の話ですが、未成年と思われる人間が売り場に来た際は「その人の干支を聞く」という手法で未成年かどうかを判別していました。

これに対して自分の干支を正直に告白し「この人は未成年である」と判断が出来れば発売を断っていました。

舟券を買わずにボートレースを楽しむ方法

20歳未満の人はボートレースの醍醐味である舟券を購入できないからと言ってボートレース場を楽しめないのか？と言えば決してそんなことはありません。

ここからは舟券を買わなくてもボートレース場を楽しめる方法を解説していきます。

レースを楽しむ

ボートレース場では目の前、設置されているモニターでは全国各場の様々なレースが放映されています。

そのレースを観ることで楽しむことも可能でありボートレーサーの多くは幼少期に親や親戚に付いて来たボートレース場の景色、レースをする選手の姿に憧れ志しています。

グルメを楽しむ

各ボートレース場には様々なグルメが存在しています。

いずれも低額かつ満足のできる品ばかりでありこれを楽しむのも1つの方法となっています。

施設内を楽しむ

ボートレース場には幼児向けの有料施設「モーヴィ」を筆頭に様々な遊具スペースを確保。

各ボートレース場によって異なりますが、ゲームセンターや著名人を招いてのイベント、ブックカフェなど施設の楽しみ方も様々となっています。

 

舟券を買える年齢なら買おう！

ここまでは舟券を購入できない人向けの楽しみ方をレクチャーしてきましたが、舟券を買える年齢でボートレース場に行くのであれば舟券を買った上でグルメやイベントを楽しむようにしましょう。

ゲストを招いてのイベントや美味しい飲食というのは「舟券を買ってもらうために力を入れている部分」であり舟券の売り上げこそが業界を支える重要な役割を担っています。

「飲食やグッズ、入場料で私たちは支えている」と間違った思想を持たずにボートレースを始めとした公益ギャンブルをお楽しみください。

 

舟券を買える年齢について
まとめ

 

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