
デビュー2年での優勝戦進出、クイーンズクライマックスシリーズ出場、年が明けた2023年には初のA級昇格と次の世代の女子レース界を牽引していくことが期待されている。
その中でたびたびファンの中で議論され続けてきた「清水愛海の師匠は誰なのか?」という話題について遂に本人からその名前が明かされた。
清水愛海の師匠は原田篤志
山口支部の期待のホープということもあり「白井英治が師匠なのではないか?」、「野田や福山のように女子レーサーと師弟関係を結んでいるのではないか?」など様々な憶測が飛び交っていた清水 愛海の師弟関係についてだったが、2022年年末に発売されたボートレース月刊雑誌「マクール」でのインタビューにて清水の師匠が山口支部の先輩レーサーである原田篤志であることが明らかとなった。
清水は師匠の原田よりメンタル面の指導、ぺラやゲージの作り方を多く学んでおり今後は自身のペラがレース足にしっかりと合ってくることを課題として挙げています。
清水愛海の師匠
原田篤志はどんな選手?
女子ボートレース戦線を今後担っていくであろう清水愛海の師匠を務めた原田篤志について簡単に紹介をしていきます。
数々の弟子を抱える
2000年5月にデビューを果たし20年以上のベテランになる原田には魚谷香織(現在は福岡支部)、森野正弘、品川二千翔、木村颯(故人)と多くの弟子を抱えています。
そんな原田を一言でまとめると「後輩思いの熱い選手」
弟子の一人である森野はA1級になり記念レースに参戦し始めた頃「6着でも無駄な6着といい6着があるから、何か学ぶレースをしろ」と叱咤激励。
1走ごとに何かを勉強し取り入れると同時に諦めないで最後まで走ることを教わったと以前のインタビューで明かしています。
東京健康ランドまねきの湯カップ♨️
— 【公式】ボートレース江戸川 (@03edogawa) November 6, 2021
今節は師弟で参戦の #原田篤志 選手と #品川二千翔 選手😃😃
レース後には師匠が身振り手振りを交えながら話し込むお二人😊
今節は両選手とも予選を突破👍
準優勝戦は12Rの5枠と6枠で対戦‼️
品川選手は師匠より先着も狙う一戦🔥
師弟で優勝戦進出なるか❔😃🎶 pic.twitter.com/t4SZR2mDhB
年齢が20歳以上離れた品川に対してもレースの合間には身振り手振りで話し合いを持つ時間を作ったり森野に対してもかつて唱えていた「最後まで諦めないで走ることへの大切さ」や、「期ごとの勝率の目標を設定した英才教育」を行っています。
ボートレース界の志士
このように書くと「怖い師匠だな・・・」と感じますが、艇界屈指のアーティストの面を持つ福岡支部所属のシモガーこと下河誉史にお願いをして後輩には特注のフォントを入れたヘルメットをプレゼント。
下川は原田について「ボートレース界の志士」と称しています
国家や社会のために献身する高い志を持った者を指す言葉。アーティスト気質の下河らしさが出ている例え方です。
師匠といいつつ放任主義なレーサーも多い業界において師匠と弟子が1対1でしっかりと対話をして育てていきたいという熱意は原田自身の性格ももちろんだが山口支部の師匠と弟子の関係の礎を作り上げた今村豊さんの功績であるのはいうまでもないだろう。
森野、結婚を機に福岡支部に移籍してしまったが魚谷のようにA1級で活躍する選手、品川や清水のように急成長を果たす若手選手たちを見ても原田の師匠としての能力は凄まじく弟子となった選手たちは休みの日には原田の家を訪れては様々なことを吸収できていることを喜んでいます。
清水愛海は師弟関係を既に解消
そんな原田篤志一門になった清水ですが、既に師弟関係を解消し2025年からは再びフリーの立場となりました。
これは決して原田と仲違いになった、破門をされたといった深刻な話ではなく「A1級になったら師弟関係は卒業」ということが事前に決められていたためです。
清水と世代の近い門下生達についても同じ条件で師弟関係を結んでいると推測をしています。
清水愛海を支えるもう一人の師匠について
正式な師弟関係こそ結んではいませんが、清水愛海の成長と活躍の裏にはもう一人の恩人の存在があります。それは埼玉支部の人気女子レーサーで2023年のPG1クイーンズクライマックスを制覇した浜田亜理沙です。
浜田とはある節間で一緒になりプロペラを教えて貰ったことをきっかけに交流を深め、休みの日には清水が練習を行う山口県にわざわざ足を運ぶこともあれば、逆に清水が浜田が住む広島県でプロペラの練習を行うといった支部の垣根を超えた関係。2025年にはボートレース浜名湖の公式YouTube番組に両者揃って出演をしています。
【#ボートレースまるがめ #SG #オールスター】#浜田亜理沙 と #清水愛海 がSGレーシングスーツ姿でツーショット!
清水は「今の自分があるのは亜理沙さんのおかげです」と感謝すると、浜田は「お友達」とにっこり!
レース場と丸亀城をバックにパシャリ! pic.twitter.com/UkhgnHAppB
— スポニチボートレース (@sponichiboat) June 1, 2025
そして両者は2025年のSGボートレースオールスターで共演し最終日には同じレースにも出走。節間中には二人でSGレーシングスーツで写真を撮る場面もあり「今の自分があるのは亜理沙さんのおかげです」と浜田への感謝を意を示しています。
支部の顔も成長に一役
原田よりメンタル面、技術面の指導を受け迎えた2025年はSGボートレースオールスターにてSGデビュー。節間5日目の一般戦では1枠から逃げ切りを決め初勝利を挙げました。
この節間では同期の川井萌はもちろん同支部の大先輩である白井英治と接する時間も多く、レースの合間には意見交換をする場面が度々報じられています。
前検では白井英治が自らのマイルールとしているオーラスでの入場ではなく新兵(登録番号が若い選手が行う雑務担当)である清水、川井と共にレース場に真っ先に入場し待機をしていたマスコミ、業界関係者を驚かせました。
白井英治自らが電車の予定を立て清水に対して「このスケジュールなら最初に到着できるよ」と気遣いを見せました。
清水愛海の師弟関係について
まとめ
山口支部の熱き先輩たちに囲まれながら先々は支部だけではなく艇界の中心選手として活躍するそんな日に向かい今日も水面を清水愛海が賑わせます。
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