ボートレース尼崎「尼崎センプルカップ（70周年記念）」展望

秋のセンタープールに強者達がやってくる。

「GⅠ尼崎センプルカップ（開設70周年記念）」がボートレース尼崎で、9月26日から10月1日までの6日間にわたり開催されます。

今年2度目のセンプルカップ、オーシャンカップで盛り上がったセンタープールに地元、遠征勢の強者達が登場。ド派手なレースで盛り上がること間違いないはず。早速有力選手の紹介です。

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G1 尼崎センプルカップ（70周年記念）概要

日程: 09/26（月）～10/01（土）

グレード: G1

会場: ボートレース尼崎（尼崎競艇場）

G1 尼崎センプルカップ（70周年記念）注目選手

吉川元浩

まずは地元勢、総大将の吉川元浩選手が初日ドリーム戦の1号艇で出場。

今年は8優出、3Vの成績でGⅠ優出はないものの安定した成績を残しています。

乗り慣れた尼崎は28回も優勝しているドル箱水面。

4年前のセンプルカップ王者が再び優勝目指していぶし銀の技を見せます。

稲田浩二

次に2日目ドリーム戦の5号艇で出場の稲田浩二選手に注目です。

今年は6優出1Vの成績で、オーシャンカップ2着、びわこGⅡ2着などグレードレースでもしっかり結果を出しています。

早いスタートを決めてのイナダッシュが魅力。今年は何かやってくれそうな予感がします。悲願の地元GⅠ優勝に向けて準備万端の登場です。

魚谷智之

近走の順調度なら魚谷智之選手が上げられます。

今年は10優出1V、1月のセンプルカップでは優勝戦まで進むなどSG、記念レースなどを主戦場として活躍。

ボートレースメモリアルや直近の徳山クラウンでも好成績を残していました。

着取りが上手な選手でしっかり舟券に絡むレースを見せてくれます。5年ぶりのGⅠ優勝に期待です。

椎名豊

7月のオーシャンカップでSG初優勝を果たした椎名豊選手が再び戻ってきました。

圧巻の走りから2か月、その後も毎月優勝戦に進出と好調子持続中。

早いスタートからまくりのレースはセンタープールとの相性もバッチリで、優勝争いの中心選手になるのは間違いないでしょう。

毒島誠

同じく群馬支部の毒島誠選手も要注目です。

今年は10優出5Vと絶好調の成績で、パワー溢れるレースを続けています。ピット離れが武器の毒島選手、調整が合ってきたら手が付けられなるのが特徴。

2014年以来2度目のセンプルカップ優勝を目指します。

桐生順平

尼崎が得意な桐生順平選手も侮れません。

尼崎では2015年にSGオールスター、2016年には周年記念を優勝と抜群のレースを披露。

今年の成績も順調そのもので、年末のグランプリに向けて賞金を一気に加算したいところです。

地元勢

地元からは、藤岡俊介選手、吉田俊彦選手、和田兼輔選手、安田政彦選手、尾嶋一広選手、高野哲史選手がセンタープールで暴れまくります。

遠征勢

深谷知博選手、白井英治選手、茅原悠紀選手、西山貴浩選手、篠崎仁志選手、石野貴之選手、河合佑樹選手など豪華な遠征勢が節間を熱く盛り上げます。

全選手はこちら

G1 尼崎センプルカップ（70周年記念）ドリーム戦

初日センプルドリーム戦出場選手

①吉川元浩（兵庫）
②毒島誠（群馬）
③深谷知博（静岡）
④白井英治（山口）
⑤茅原悠紀（岡山）
⑥西山貴浩（福岡）

予想ポイント

地元の絶対的エースといわれる吉川が絶好枠で登場。

⑥西山に動きがあったときにF休みを残しこれ以上の失態が今期は絶対に出来ない④白井がどう出るか注目したい。

枠なりになると攻め手になりそうなのが③深谷であり④白井はそこを上手く捲りさせるようなら初日に白星発進も期待できそう。

②毒島は①吉川が立ち遅れるとは思わずにレースに挑むので少し遅れながらの差し込みを謀る。

2日目ぶるたんドリーム戦出場選手

①椎名豊（群馬）
②桐生順平（埼玉）
③篠崎仁志（福岡）
④稲田浩二（兵庫）
⑤石野貴之（大阪）
⑥河合佑樹（静岡）

予想ポイント

今年尼崎でSG優勝に輝いた①椎名と1月に記念を制覇している⑥河合の両者がドリーム戦に登場。

今年は色々な選手がSGやG1を優勝している影響がここにも出てきたと感じるメンバー構成ともいえる。

イン速攻に定評のある①椎名はこのメンバー相手でも決してヒケは取らず自分のスタートに集中。

波乱の目として穴人気をしそうなのがイナダッシュの愛称でもお馴染みの④稲田。

ダッシュ勢が攻め込んだり、これを誰かが抵抗すると⑤石野や⑥河合へと展開が向いて来る。

ギャラクシー

日時	2024年 04月16日
レース数	三国11R
結果	1-5-4
倍率	34.4倍

検証結果

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G1 尼崎センプルカップ（70周年記念）あれこれ

白井英治の意味深発言

先日の徳山クラウンで久しぶりのG1優勝を果たした白井英治。8月のフライング失格により年末のグランプリ以外のSGの出場権を失った危機的状況を覆す見事な優勝は記憶にも新しい。

その優勝会見で口にした「最後の白井英治の生き様」という言葉にファンの多くが「賞金王を獲得して引退をするのでは？」という心配の声が溢れた。

白井といえば2020年に現役を引退した今村豊さんが達成できなかった賞金王のタイトル（＝グランプリ優勝）を師匠への約束としている。

それだけにその目標を達成できれば決して引退をしても・・・と感じてしまうところはあるのかもしれない。

練習が休みの日には地元の若手レーサーの指導にあたり誰にも愛される一方で勝負に対し熱い部分は師匠の今村譲り。

年末まで全力で駆け抜ける男が今年の最後にどのような結末を迎えるのか？不安と期待が入り乱れるレースが続いていきそうだ。

復活待たれるベテラン勢

ヤングダービーの閉幕と共に始まる今節のG1は若手のA1レーサーが斡旋されずベテラン勢が中心。

登録番号が一番若いレーサーが今年尼崎で初のSGウィナーに輝いた椎名豊なので節間を盛り上げる選手には表舞台では近況が良くないという選手にもチャンスが訪れる可能性は非常に高い。

そこでここでは私が注目する3人を紹介したいと思う。

まずは地元の総大将である吉川元浩。

SGボートレースクラシックを優勝した2020年以降は苦しい戦いが続いている。

2021年は一般戦の優勝1回に留まると今年は3度の優勝がいずれも一般戦と表舞台の出場が激減してしてしまった。

特に今年2022年のオーシャンカップは地元の尼崎での開催だったのにも関わらず選考基準を満たせずに裏の戸田のG2に出場していたというのは屈辱以外の何にも変えられない事態だろう。

初日ドリーム戦の1号艇という期待を背負い今節は今年の後半を占う意味でも重要な節間となりそうだ。

今年一般戦4Vとはいえ近年物足りなさが目立つのが岡崎共裕。

2010年に笹川賞（現ボートレースオールスター）でSG初優勝を飾りニュージェネーションの中心核として活躍をした男もここ数年はトップクラスが相手だと常に影が薄いと感じるファンは多いだろう。

毎年のように勝率7点台をキープし10年以上に渡りA1の座を不動にしながら上のクラスだとなぜか劣るシーンが目立ってしまう現状を打破する走りに期待をしていきたい。

最後に取り上げたいのが銀河系軍団と称される85期生の森高一真。

女子大国としてのイメージが最近は強い香川支部を長年に渡り引っ張るベテランも今年で44歳、来年からはマスターズの出場権利を得る年齢までやってきた。

今年はG1で優出2回（内1回は準優勝）も一般戦含めて優勝0回と調子が良いのか悪いのか何ともいえない1年が続いている。

その鬱憤を晴らすような活躍が今節こそ出来るでしょうか？

G1 尼崎センプルカップ（70周年記念）注目モーター

（使用期間 2022年 04/10～ 2022年 09/14）

注目機トップ5

13号機　2連対率47.2％　勝率6.33　優出回数3回　優勝回数2回
4号機　2連対率45.9％　勝率6.42　優出回数4回　優勝回数0回
39号機　2連対率45.8％　勝率6.17　優出回数2回　優勝回数0回
60号機　2連対率44.1％　勝率6.23　優出回数2回　優勝回数0回
32号機　2連対率44.0％　勝率5.95　優出回数3回　優勝回数1回