ボートレース蒲郡は愛知県蒲郡市にあるボートレース場。年間を通してナイター開催である。
周年記念としてオールジャパン竹島特別や企業杯としてG3KIRIN CUPが行われる。蒲郡の支部戦は正月に新春特別覇者決定戦、ゴールデンウィークには竹島弁天杯争奪戦、お盆には納涼しぶきお盆特別選抜戦が行われ、東海地区の中でもかなり熱いファンの見守るもとで熱戦が繰り広げられている。なお、最も熱いファンは頻繁に1マークで観戦している白鷺らしき鳥との声もある。
ボートレース蒲郡(蒲郡競艇場)水面特徴
1マークのバック側は24場でもっとも広くガンガン握って回れること、風の影響や水面が荒れることが少ないことからスピード感が溢れるレースが繰り広げられる。年間を通してナイター開催であるため、昼間と夜の気温差でモーター気配が変わることがある。スタンドや電光掲示板などによって風が遮られるため、強風が吹くことはそれほどない。しかし稀に風は場内に入り込むとその風がスタンドにぶつかることによって向きを変え場所によって風向が変わるためスタートが難しくなるという選手からの話もあがっている。
ボートレース蒲郡(蒲郡競艇場)企画レース
一般戦
- 7R 進入固定戦
1.3.4枠または1.4.5枠にA級レーサーがいる場合が多い。
ボートレース蒲郡(蒲郡競艇場)舟券攻略
舟券攻略
ボートレース蒲郡の特徴は広い水面。スピードを保ちつつターンして吹っ飛んでも広いから安心ということが挙げられる。インの選手は膨らんでの事故の心配がかなり少ないため、レバーを握ってターンしていれば多少膨らんだとしても加速をつけて回れる。その点で1コースの勝率や1着率、2着率などは上位3分の1に入っている。となると舟券としてもイン逃げからの組み立てが無難なものとなるでしょう。蒲郡で特徴的なのはイン逃げからの二連単の平均配当がそれほど大差がついていないこと。
1-2 18.7%(478円)
1-3 14.5%(517円)
1-4 10.9%(651円)
1-5 8.3%(1059円)
1-6 4.3%(1326円)
というように、内から順の出現率の割に配当面ではそれほど極端な差となっていない。これが力量上位の選手が外枠の場合には蒲郡の広さをフルに生かして外からでも連を確保することができることが挙げられる。この一覧を見る限りでは頻度の高い1-2が的中面でも配当面でもバランスよく回収できるように感じられる。また逃げないパターンでは
2-1 6.0%(1101円)
3-1 4.8%(1826円)
4-1 3.1%(1563円)
となり、中でも3-1が妙味ある配当となりやすいことがわかる。
穴狙い人向け
穴党ファンには広い水面を生かしての攻めが可能なため、3.4.5枠のセンターからの仕掛け展開を狙っていくことがポイントになりそう。中でも順目の3-4、3-5、4-5に関しては2連単の出現率でも15位以内と半数より上のため比較的出やすい方かと考える。
そして、一度は獲ってみたい6桁配当まで狙えるのが7Rの進入固定戦。基本的にはA級レーサーが3名でインとセンターに分かれている。なかでも怖いのは最も外側のA級の選手がまくれる体形であったとき。それに連動した5,6枠のB級の選手が展開に乗じて突き抜けたり、まくりに抵抗したインのがら空きの内側をやや格下の選手が差し抜けたりすると配当妙味は増すばかり。
根強く展開を読んでいけばやみくもに買わなくとも6ケタ配当が見えてくるかもしれない。
ボートレース蒲郡(蒲郡競艇場)その他の注目データ
得意選手
蒲郡を得意とする選手は地元愛知支部なら赤岩善生選手と仲口博崇選手。どちらも約12年で90節走り350勝と1節平均4勝近くは確保していることとなる。
なかでも赤岩選手は24回も優勝とかなりの優勝率です。
他に、元愛知支部で現在長崎支部の原田幸哉選手や「ガマ原亮」との異名があったほど蒲郡ではインパクトを残してきた静岡支部の笠原亮選手あたりにも注目です。
ボートレース蒲郡(蒲郡競艇場)ポイントまとめ
①インは強い。相手はどこからでもくるが意外にも1-2に安定した旨味。
②強風が吹くならスタートがばらける可能性。展示から注意。
③中穴なら3-1が最も割がよい。広い水面を生かしたセンター枠の仕掛けも注目。
④大きな配当は7Rの進入固定に潜んでいる可能性あり。
⑤赤岩善生選手がいる場合は最初から大本命になりうる。