ボートレース下関は山口県下関市にあるボートレース場。
2017年よりナイター開催となった。LED照明を高い位置に使用され、1番明るい水面でのナイター開催として実施されている。
周年記念として競艇王決定戦、企業杯としてG3長府製作所杯が行われている。
下関での支部戦には正月に協同組合下関ふく連盟杯争奪お正月特選、ゴールデンウィークには日本モーターボート選手会会長杯GW特選、お盆には日本財団会長杯スマイルカップレースお盆特選が行われている。
なお、レースレコードは2000年に記録された1.43.8で、艇王こと植木通彦選手の名が未だに残っている。
水面特徴
まずはピットから2マークまでの距離が遠いのでインコースが深くなりにくい。
その反面、ピットを飛び出してからの差でコースを取りにくることもあるので、展示でから勢いがいいようなら要注意。
ピットから大時計の距離は300m以上あり、かなり多くの助走距離を取ることができる。
そのためスタートがきっちり決まるようだと一気の攻めが見られることもある。海水のコースであるがプール型であるためそれほど水面の状態は荒れることはない。
企画レース
一般戦
1R シーモ戦 1枠にA級レーサー
5R 進入固定戦 1,4枠にA級レーサー
7R ふくーる戦 1,4枠ともう1人A級レーサー
舟券攻略
全体の傾向
下関の1コース1着率は全国でも上位に位置する。やはり深くなりにくいというだけあって、しっかりとした助走をつけられることが大きいと思われる。
となると本命党の方は素直に予想していれば的中を重ねていくことができるはずだ。相手としては出現率が20%近くある1-2が一番手。5回に1回は1-2というのはかなりの確率に思える。
一方で1-5、1-6の割合が5%程度と落ち着いてしまっているので逃げからの配当に期待することは難しいのかもしれない。
もし少し配当妙味を求めるのであればイン残して2着固定あたりか。
2-1 | 6.4%(1286円) |
3-1 | 5.1%(1435円) |
4-1 | 3.6%(1705円) |
※カッコ内は平均配当
逃げが予想されるなら堅いところ。少し妙味を求めるなら2着づけがいいのかもしれない。
穴狙い人向け
穴党には2コース1着からの2マークでイン選手が展開不利で残れなかった際がチャンスか。
2-3 | 2.0%(2456円) |
2-4 | 2.2%(2260円) |
※カッコ内は平均配当
上記のように穴っぽい目にしては出現頻度は比較的高いとも言えるかもしれない。
また、2コースを2着にした3-2、4-2でも以下のとおり。
3-2 | 2.5%(3347円) |
4-2 | 1.7%(3365円) |
※カッコ内は平均配当
これはセンター勢のまくり展開から1が抵抗した際に出やすくなり、助走がついているインは抵抗してしまいがちということが考えられるため、その分で2コースが有利ということが予想される。
その他の注目データ
下関が得意な選手としては1着数や優勝回数からは今村豊選手となりそうだが、ベテランであることを考えると日中の開催であった頃に強かったと考えるべきか。
同様に岡本真治選手も優勝回数等は高いが近3年があまり得意そうではない。(どちらの選手も過去3年でも優出0。)
となると中心は一線級であると白井英治選手や寺田祥選手らが挙げられる。
ポイントまとめ
①インは深くなりにくいため、しっかりとした助走がとれて強い。
②ピット離れから出ていくようであれば、本番はコースの入れ替わりに注意
③1-2中心の1-5,6軽視。不安があるなら1・2着の折り返し。
④穴なら2=34と折り返し。センター勢の攻めが見込めるときに注目。
⑤やはり山口支部のエース級は中心に。